09月23日 12時29分
知的障害のある人たちのスポーツの祭典、スペシャルオリンピックス大会が、2年後に愛知県で開かれることなり、23日、大会で会長を務めるオリンピックメダリストの有森裕子さんら関係者が知事と名古屋市長を訪問し、開催への協力を求めました。
スペシャルオリンピックスは、知的障害のある人たちにスポーツの機会を持ってもらおうと、4年に1回世界大会が開かれていて、2年後に愛知県内で世界大会の選手選考を兼ねた全国大会が開催されます。
23日は大会で会長を務めるオリンピック、女子マラソンの銀メダリスト有森さんら、大会関係者が大村知事と面会し、「すばらしい大会にしたいので支援をお願いします」と求めました。
これに対し、大村知事は「知的障害のあるアスリートだけでなく、見ている人にも感動してもらえるよう、県としても頑張りたい」と応えていました。
有森さんらはこの後、名古屋市の河村市長とも面会し、「関係者をあわせると約1万6000人が関わる規模になる。会場やボランティアの面で協力が欠かせない」と訴えました。
2年後県内で開かれる全国大会は名古屋市、豊田市、刈谷市でサッカーやゴルフなど10種目が開催される予定です。
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