米 マラソン大会のコース近くで小規模な爆発

米 マラソン大会のコース近くで小規模な爆発
アメリカ東部ニュージャージー州で予定されていたマラソン大会のコースの近くで小規模の爆発があり、けがをした人はいませんでしたが、捜査当局は何者かが参加者を狙って爆弾を仕掛けたと見て調べています。
ニュージャージー州東部のオーシャンパークで17日朝、道路沿いにあるプラスチック製のごみ箱で小規模の爆発がありました。当時、近くに人はいなかったため、けがをした人はいませんでしたが、地元の捜査当局が調べたところ、爆発したのは鉄パイプに火薬を詰めた爆弾だったと見られることがわかりました。

現場の近くの道路は、アメリカ海兵隊の遺族などを支援している慈善団体が主催する5キロのマラソン大会のコースとなっていて、爆発があった時間帯には参加者が通過する可能性があったということです。
しかし、コースで不審なかばんが見つかったことから、マラソン大会は事前に中止されていたということです。

現場からは別の爆発物のような装置が複数見つかったという情報もあり、捜査当局は、何者かがマラソン大会の参加者を狙って爆弾を仕掛けたと見て、調べています。

アメリカでは3年前、東部ボストンのマラソン会場で爆発物2つが相次いで爆発し、3人が死亡、260人以上がけがをするテロ事件が起きています。