ナイジェリア 40万人の子どもが栄養失調のおそれ
イスラム過激派組織がテロや襲撃事件を繰り返しているアフリカのナイジェリアで、このままでは40万人の子どもたちが深刻な栄養失調に陥り、7万5000人が死亡するおそれがあるとして、ユニセフ=国連児童基金は、国際社会による緊急支援を呼びかけています。
ナイジェリアでは、過激派組織IS=イスラミックステートに忠誠を誓うイスラム過激派組織「ボコ・ハラム」が北東部を拠点にテロや襲撃事件を繰り返していて、これまでに200万人以上が家を追われるなど人道危機が拡大しています。
現地の状況について、ユニセフは16日、スイスのジュネーブで電話会見を開き、このままでは家を追われた40万人に上る子どもたちが、深刻な栄養失調に陥るおそれがあることを明らかにしました。そのうえで、適切な治療が行われなければ、年内におよそ7万5000人の子どもたちが死亡するおそれがあるとしています。その多くが、ボコ・ハラムがテロや襲撃事件を繰り返している北東部のボルノ州で避難している子どもたちだということです。
ユニセフは「さらに多くの子どもたちを支援するために人員や食糧が必要で、資金不足が続いている」として、国際社会による緊急支援を呼びかけています。
現地の状況について、ユニセフは16日、スイスのジュネーブで電話会見を開き、このままでは家を追われた40万人に上る子どもたちが、深刻な栄養失調に陥るおそれがあることを明らかにしました。そのうえで、適切な治療が行われなければ、年内におよそ7万5000人の子どもたちが死亡するおそれがあるとしています。その多くが、ボコ・ハラムがテロや襲撃事件を繰り返している北東部のボルノ州で避難している子どもたちだということです。
ユニセフは「さらに多くの子どもたちを支援するために人員や食糧が必要で、資金不足が続いている」として、国際社会による緊急支援を呼びかけています。