• 猫譚

【猫譚】ユグディラ戦記――肉球乱舞――

マスター:坂上テンゼン

このシナリオは3日間納期が延長されています。

シナリオ形態
ショート
難易度
普通
オプション
参加費
1,000
参加制限
-
参加人数
4~8人
サポート
0~0人
マテリアルリンク
報酬
寸志
相談期間
5日
締切
2016/09/09 15:00
完成日
2016/09/17 18:52

オープニング

●ユグディライダー 三度目の接触は土下座の香り
 ヘザー・スクロヴェーニ(kz0061)のバイクには『ユグディラ・キャリアー』という愛称が付けられている(別名『にゃんこ輸送機』)。
 理由はユグディラに盗まれたからだ。二回も。
 一度目は去年の夏、二度目は先々月のことだ。
 いずれもバイクを超絶技巧で乗り回す三匹のユグディラ達だった。リーチを補うため一匹がハンドルを握り、他の二匹が左右のペダルを踏むという考えるのが馬鹿馬鹿しくなるような方法で運転する奴らだ。
 バイクを盗まれたこと自体は腹立たしいことだが、それを追いかけること自体は面白おかしかったし、事件を通じて他のハンターとも知り合えたりと、そう悪いことばかりではなかったと感じている。そのため、バイクを盗まれた経験はメモリアルな出来事だった。
 勿論、もう絶対に盗まれない! と硬く決意しているのだが。

 そして、今日ヘザーがバイク置き場にいくと……
 自分のバイクに何かモフモフしたものがくっついているのに気づいた。
 やはりというべきか、それはユグディラだった。ここは王都だというのに!
「残念だったな! 今日はちゃんとキーを抜いているぞ!」
 誇らしくキーを見せ付けるヘザー。威張るほどの事か。
「ニャーアアアアアアーーーッ!」
「オゥォゥ……ワァオァアアーーーーゥ!」
「ヌギャアアアーーーーーーゥ!」
 前回・前々回と同じキジトラ・ハチワレ・クロの三匹だった。まるでそれぞれが「やはり現れたな!」「ここで待っていれば来ると思っていたぞ!」「来なければどうしようかと不安になっていたところだ!」とでも言うような勢いでポーズをとりつつ鳴いた。鳴いたのだ。
「おのれ……ここで会ったが百年目だ!
 ひっ捕らえて街中の猫好きという猫好きにモフり倒させてくれるわ!」
 ヘザーが両腕を前方に出して構え、ユグディラ達に距離を詰めていく。
 するとユグディラ達は獣特有の瞬発力をもって動き、一列に並んだ。
 その姿勢は……土下座だった。

「なっ……?!」
 逃げるでも反撃でもなく誠意ある態度を見せられてヘザーは戸惑う。
 ユグディラたちの硝子玉のような眼はヘザーに向けられていた。
 ヘザーがそれに気づいた時には、風景が裏返るように変わっていた。
 何かの映像を見せられていると、すぐに気づいた。

 武器を持った人影……
 背丈と同じくらいのルーサーンハンマーを持った者が四人いる……。
 いずれも女性だ……それぞれ顔は違うが、緑色の巻き毛……胸や腰はふわふわした毛に覆われ……頭には捩れた角があるのが共通している……腰にも短剣があった……。
 人型だが一目で歪虚とわかった。
 草原で何かを探し回っている……一人が籠を設置した荷車を引いていた……籠の中にはユグディラ……。
 茂みから飛び出すユグディラ……
 歪虚の一体がネットを投げる……絡め取られて暴れるユグディラ……

「……話はわかった……」
 ヘザーは構えを解いた。
「本来ならばお前たちはバイクを盗んだ罪人。
 しかし、お前たちは力なき存在で、私に助けを求めるのなら無碍にはできん……」
 ヘザーは拳を握り、力強く頷いた。

 ユグディラ達はバイクに乗っていた(例のフォーメーションで)。
「当然のように私のバイクに乗るなあ!」

 なんとかしてユグディラを引き剥がしたヘザーは、ハンターオフィスへと向かう……。


●緑の草原で少女達は無邪気に焦る
 ここはグラズヘイム王国南部、シエラリオ地方のとある草原。
 世界有数の穀倉地として名高いこの地方は比較的、歪虚の活動も少ない地方であった。
 草原は晩夏の日差しを受けて緑色に輝き、それを貫くように伸びた道は巡礼路の一部に連なっていた。
 その道を歩いている人影が四つあった。

「ねぇ、なんでこんなコトしなきゃいけないのかな?」
「めんどくさいね!」「くさいね!」
「仕方がないよ! これもベリアル様のためなんだよ!」
「でも本隊はリベルタース地方に行ってるんだよね?」
「それ言っちゃダメぇ!」

 かしましい四人の少女達だった。だがその姿は人のそれとは微妙に違っていた。いずれも緑色の巻き毛の髪で、胸と腰は羊の毛に覆われており、頭には捩れた角があった。容姿とは不釣合いなルーサーンハンマーを持ち、腰には左右一対の短剣を下げていた。見るものが見れば一目で歪虚とわかる。

「いーい、ぜったいにここで成功させなきゃいけないの!」
「手柄を立ててベリアル様に認めてもらうんだよね!」
「ベリアル様、私達に冷たいけどー」
「いまに見直してもらうんだから!」
 元気ではあったがどこか哀愁の漂う四人の少女達は、空に拳を突き上げお互いを鼓舞し合った。

 この歪虚達はベリアル配下で、ハンター達に倒されたフラベル・クラベルの後釜となることを期待された幹部候補生達であった。
 フラベル・クラベルと特徴の似たものを集め、特別に育成された歪虚達なのだが……
 肝心のベリアル本人はあまり気に入らなかったらしく、このままでは万年候補生で終わってしまう可能性が高い。
 彼女等が焦っているのはそのためだ。
 ちなみに、ここにいるのは全員フラベルの役割を想定された者ばかりだ。

 そして彼女達の一人が、籠を載せた荷車を引いていた。
 その籠の中には複数のユグディラが閉じ込められ、不安げに縮こまって空を見上げていた。
 また、彼女らが拠点としている天幕でも、ユグディラたちが震えながら助けを待っている……。

プレイング

瀬織 怜皇(ka0684
人間(蒼)|18才|男性|機導師
アドリブ/称号歓迎

▼心情
……歪虚に捕らわれたユグディラを助けましょう!

▼行動
捕らわれたユグディラの【救助班】として行動
【救助班】の仲間とは連携しつつ行動

【救助班】の仲間の一人がファミリアズ・アイに寄る状況偵察を行った後で
警戒の手薄そうな場所に隠密スキル活用し廻りこむ

続けて【挑発班】の仲間が量産型フラベルを挑発してる間に仲間のユグディラに幻術を掛けて貰い姿を隠しつつその隙に敵に捕らわれたユグディラを助けていく
「……さあ、今のうちです、ね。ユグディラたちを助けましょう!

ユグディラたちを助ける時は抱えてしっかりもふりつつ←
「……もふもふ。もふもふ

万が一救助中に量産型フラベルに幻術が効かなかったり仲間の挑発が効かなかったりで
こちらの目的の行動がばれたりして襲われた場合

量産型フラベルから自身への攻撃は攻性防壁使用で防御しつつ後方へ弾き飛ばす

仲間への攻撃は自身に近い人で届く人を優先し防御障壁使用し護る

量産型フラベルへ攻撃が必要と感じたときは迷わずエレクトリックショックで攻撃
「……俺は大人しくしてばかりじゃありません、よ!

無事にユグディラを救出出来たら盛大にもふらせてもらう(
なんとなく恋人のイスカを真ん中にしてサイドをユグディラに挟んでもらい
イスカごと一緒にもふる←
「……何となくイスカと一緒にもふりたかったんですよ、ね
「……もふもふ。もふもふ

ユグディラとイスカをもふるときは動物愛スキルを活用
星輝 Amhran(ka0724
エルフ|10才|女性|疾影士
さて、フラベル初観測の腹パンの礼を、ネルベル以外で返せる機会が来ようとは‥くくく(´・ω・`)ユグディラ?上手く行けばモフり倒すがの(((

対フラベル
今回も叩き潰しに参るぞ、イスカや!
但しイスカの同士討ち策の成否を待ってから仕掛ける

挑発
当方へヘイトを集中させ救助班と幻術成功判定への補助
羊臭い娘が4人も纏まって・・煩いのぅ(´・ω・`)あのフラベルとよう似ておる。彷徨って返り討ちに来たか?ん?
それなりの手練じゃろう?その当たらぬデカブツを早う振りゃれ?転移は出来んのか?黒太公の側近のレベルも下がったもんじゃのぅ♪次の王討伐は黒太公で決まりじゃな!
ほれ角折るぞ?

距離があれば瞬脚で詰める
連携出来ると見せかけて敵相打ちを誘導する移動も出来れば‥
隙あらば穂垂‥と腹パン(因縁

大威力の槌は踏み込んだ超近接レンジが安全圏‥石づき突なり投技・鋼糸で縛る・短剣奪うなり狙う
腹パンチャーンス!(´☆ω☆`)
槌衝撃による礫で視界低下&追撃・敵連携に注意
引き剥がして各個撃破出来れば楽じゃが‥

消えたと思ったら転移と思う
転移攻撃は知覚不能。経験活かし即座に近接圏に出現する想定で精神を集中させ、大紫にて迎撃
転移時は此方を一瞬見れない瞬間が有る筈なので今いる場所から飛び退く
転移攻は故あって受け幾度に、やった事もあるで‥絶対有利とは言わせぬ!!

短剣の用途に注意
手をかける素振り見れば牽制
投擲・幻術も想定し冷静な心で対処
Uisca Amhran(ka0754
エルフ|16才|女性|聖導士
【心情】
猫さん、もふもふ~

【目的】
猫さん助けて、いっぱいもふもふする
邪魔するフラベルさん?達は成敗ですっ

【行動】

「わぁ、猫さんもふもふ~
自然の中で育ったエルフは動物大好き
溢れる動物愛で猫さんもふもふ(ぶつり
前金的にもふる

猫さん達にバイク貸出す
「ちゃんと返してくださいね。返さないと…(ゴゴゴっ
言う事聞かないとしつけ(

フラベル?さん達見て
「私は本物のフラベルさんを倒すきっかけをつくった部隊【梓巫女】の部隊長さんなんです(えっへん
偽物なんて大して怖くないですね

フラベル?さん達へ
「私はフラベルさんを倒(以下略)の部隊長さんなのです
まずは4人の中で一番強い人を戦ってお決めなさい
その最強の人に私たちと戦う権利をあげましょう
最強の子が私たちに勝つ事が出来れば、はれて本物のフラベルさんと互角以上の証を手に入れる、というわけですっ

仲間割れしている隙に猫さん救出

フラベル?さん達と戦う必要あれば
龍撃で強大な破壊力見せハンマーごと敵を粉砕
「本物のフラベルさんなら、このくらいの攻撃力は出せないと、ですよ
瞬間転移されても龍閃で周囲一掃
「例えどこへ消えても空間全体を薙ぎ払えばよいのです
強制も平常心と高い抵抗力で耐え
防御時は杖から盾に持替え
フラベルさんと戦った者として真のフラベルさんの強さを体現する

戦闘終了後、怪我の仲間や猫さん集め龍奏歌い治療
お礼に猫さんをいっぱいもふもふして貰う
恋人のレオにいっぱいもふられる(
ヴィルマ・ネーベル(ka2549
人間(紅)|22才|女性|魔術師
心情
あの羊の部下が又動き出したとは。何を企んでおるのかのぅ

目的
捕まっているユグディラの救出

【行動】
量産型フラベルに対応する挑発班。救助班の偵察等の後接触する。
距離は十分にとり、魔法射程ぎりぎり(22スクエア)で声が届く辺りから挑発。穏やかな口調で普通に話しかけながら、同士討ちを促す。
「ベリアルはこんなに可愛いユグディラを捕獲して何するつもりじゃ?(答えなかったら大げさに驚いた顔をして)・・・もしや知らぬのかえ?信頼している部下には伝えていると思うのじゃが」
「こういう時はリーダーとかがおるはずじゃが?この4人の中で一番強くて一番ベリアルに頼りにされているのは誰かえ?」
「・・・沢山おっても所詮量産型じゃったりするのかのぅ。何?リーダーなぞ決めておらんかったと?簡単な決め方があるのじゃよ。そなたら4人で戦って決めるのじゃ。勝ったら最強、シンプルでわかりやすいじゃろ?決まるまで待っているでのぅ」
他メンバーの挑発の様子もみて、あわせたり効果があった挑発(フラベル量産型の表情、反応に鋭敏視覚で注目しておき、見当をつける)にはこちらものり、挑発を重ねる。
挑発失敗で等、攻撃された場合は戦闘で時間を稼ぐ。
味方を巻き込まないように朝霧、ファイヤーボールを使い攻撃。なるべく敵を複数人数巻き込む。
転移攻撃で背後や死角をとられないよう、常に動き回りながら魔法攻撃。アイスボルトも使い、行動阻害を狙っていく。
アシェ-ル(ka2983
人間(紅)|16才|女性|魔術師
※アドリブ、台詞改変、絡み等、ご自由に
>心情
「至高のモフモフに迫る歪虚のどす汚い手……これは、守るしかありません!」

>目的
歪虚に捕らわれたユグディラ達を助け、ついで、もふる……違う、出来損ないみたいな歪虚を殲滅する

>行動
まずは気合でもふってモフ力を補充し(たい
「大丈夫。心配しないで。こんなにも強い人達が居るんだから。ここのヘザーさんは、大空を駆ける戦士なんですよ!」
と通じるかどうか分からないけどユグディラに言って安心させ……る?

クラベル量産型を発見・対峙からの動きは仲間の作戦に準拠
「あれが、クラベルですか……記録通りですが……緑色の髪して……」
仲間が同士打ちを誘う挑発をするので、私の挑発は同士打ちが終わった後で戦闘が始まる前に
「【強制】とか転移攻撃とか、特殊な能力で攻撃されても困りますから」
「全員、フラベルの姿を模しているみたいですが、赤髪のクラベルの姿がないみたいですね?」
「あ! 分かりました! 先にハンター達に殺られたから『弱い』って認識されて一段下に見られているんですね」
「ツンツンして可愛げのあるクラベルの方が、あの豚羊にはお似合いだし」
と、散々煽る(
激昂しての転移攻撃や強制には警戒


戦闘は氷凍榴弾や氷槍で行動阻害を狙い、ストーンアーマーを自身にかける
必要があればユグディラを庇う


>事後
ユグディラが無事であれば、当然のようにモフる
「これは、対価です! 逃げるのは無しです~」
Holmes(ka3813
ドワーフ|8才|女性|霊闘士
■目的
ユグディラ達の救出だね。

■同行者(救出)
ミコト君とレオ君だ。

■行動
ふむ、仲良きことは美しき哉……種が違えど、仲間の為にと頼まれちゃあ首を横には降れないね。
大まかな流れとしては、ヘザー君を加えた六人が量産型フラベルを挑発して気を惹く。その間にボク達三人はユグディラの幻術で姿を隠して貰いつつ、荷車から籠を下ろす、又は籠を壊してユグディラ達を逃がす形になるね。
無論、気付かれれば此方にも攻撃が来るだろうから、その時は身を挺してでも守るとしよう。
「なに、こう見えて身体は丈夫なんだ。まだまだ若い子には負けないよ」

戦闘時もなるべく守りに徹しよう。【リジェネレーション】を用いれば、それなりに長く戦えるはずだ。目的はユグディラ達の救出であって、フラベル達の討伐じゃあない。戦いの余波でユグディラ達が傷付いては本末転倒だからね。
ついでに、なるべく攻撃がボクへと向くよう挑発の一つでも飛ばしてみようか。余り口が上手い方じゃないから、釣れてくれるかは分からないけどね。
「淑女ならばもう少し落ち着きを持つべきだと思うよ? 激情を振り撒くばかりでは、キミの主人も辟易してしまうだろう」

荷車のユグディラ達を救出したら、次はそれまでに捕えられたユグディラ達の救出だ。こればっかりは位置を探る必要があるだろうから、【聽】と【超嗅覚】を駆使して場所を割り出そう。なに、探すのは得意分野さ。
「何せ探偵だからね」
ミコト=S=レグルス(ka3953
人間(蒼)|16才|女性|霊闘士
何度か会った事もあるユグディラちゃん達が、お困りと聞いたので
助太刀に参上ですっ!
皆の仲間は、きっと助けるからねっ

■行動
連携密に
齟齬調整

攫われたユグディラちゃんの救助優先の為
救助と戦闘で手分けして対応ですねっ
うちは救助班ですっ

ユグディラちゃんの案内で敵付近まで近づいたら
ファミリアズ・アイで動物さんに協力して貰って敵情偵察できれば
カラスのカーさんと、ウサギのピョンさん、平原にいて不自然じゃなさそうな方にお願いしますっ

捕まってる子達の状態と、フラベル達の配置を見て
出来れば先に警戒手薄な方面へ回れるといいかな
ユグディラちゃん達が幻術を使えるって事なので
姿を消すか、それに近い幻術をお願い出来るかなっ?
姿を隠して、さささっと助けに行きたいんだけど…

幻術や、警戒を抜けるのが難しそうだったら、うーん、皆と相談して
戦闘班に先に仕掛けて貰ってフラベルの気を惹き→その隙に救助
みたいに上手くフラベルをすり抜けていければとっ

捕まった子達を助け出せたら、ユグディラちゃん達はその子達を守って
安全な所まで離れていて欲しいなっ
うちらは戦闘班へ合流でっ
悪者はうちらがやっつけるからねっ!

戦闘は剣をメインに
横凪とか広い範囲の動作で敵の回避を誘って
その隙を狙って貰ったり
攻撃の空振りも隙になると思うので
スキルで回避上げて攻撃避けれる様にもっ
味方に随時声かけ連携
怪我は適宜スキルで回復

それにしても、どうして誘拐なんてしたのかな?
リツカ=R=ウラノス(ka3955
人間(蒼)|16才|女性|疾影士
押忍ッ!ヘザーさん、今回もよろしくお願いしますっ!
なんかモフモフが大変とか何とか聞いて!(適当

作戦は単純に相手を挑発して注意を引いてる間に、ユグディラの幻術で姿隠しながら近付いて救助する感じで!
私はヘザーさんと共に挑発
ヘザーさんは完全に挑発側のキャラだもんね!(無邪気

でも挑発とか罵倒って何言えばいいんだろ?
相手の事あんまり知らないし…むぅ
「えっと、えっと。ば、ばーか!のーたりんー!」
こ、こんなかんじ!?
ううう。他の人のも参考にしよう…!

もし救助前に救助がばれそうなら、一気に敵に攻撃しかけて有耶無耶に?
救助班に意識むいてたら奇襲っぽくなりそうだし!

戦闘になったら積極的に前にでて機動力で撹乱する感じの前衛で
八角棍で牽制しつつ、隙を見て踏み込んで脚絆で蹴りこんだり
スラッシュエッジやフェイントアタック織り交ぜて八角棍で殴ったり
頭とか膝とか当たると後々響く場所とか戦闘に影響ある所を優先狙い
と見せかけて腹を突いたり、変幻自在な感じで戦うよ!

敵の攻撃は重い鈍器だし、加速が付くと不利にだよね
だから振り始めの所を押さえたり、逆に懐に入り込んで振りにくくさせたりで対処
特殊な能力は何か精神に作用するような感じらしいし、気合でなんとか!
「なめんなゴラァッ!」

ここぞと言う時にはいつものアレ
ヘザーさんと、もしできればミコちゃんも一緒に合体攻撃的な!ね!

※基本いい子でアホの子なので挑発とか罵倒経験に乏しいです

リプレイ本文

●猫にまっしぐら
「にゃーぁぁーーん」
「にゃおーぅ」
「ミャーン」
「ふっ、お前達と共に戦うことになろうとはな」「運命とはわからんものだぜ」「もふれ」といった態度で三匹のユグディラがハンター達に囲まれていた。ユグディラたちがそう思うのはハンターの中に、去年の一件で自分を追い回したキララとイスカ姉妹――星輝 Amhran(ka0724)とUisca Amhran(ka0754)や、先々月の一件にも関わったアシェ-ル(ka2983)、ミコト=S=レグルス(ka3953)がいたからだ。
 そんな事はつゆ知らずにハンターたちは何の遠慮もなくユグディラをもふっていた。
 猫を見れば触りたくなる。猫好きのサガだ。
 ユグディラの方も目を細めて喉を鳴らし、差し出される手に頭をこすりつけたりしている。

「話が進まない」
「すまぬ」
 ヘザーに言われてヴィルマ・ネーベル(ka2549)は顔を向ける。手はユグディラの頭に置いたままだったが。
「それでモフモフが大変とか何なのヘザーさん!」
「ああ。SOSだ!」
 妹分的存在のリツカ=R=ウラノス(ka3955)に促され、ヘザーは今回のあらましを改めて語った。
「ふむ、仲間の為か。仲良きことは美しき哉、だね」
 Holmes(ka3813)が幼い外見に似つかわしくないしみじみとした口調で言った。
「至高のモフモフに迫る歪虚のどす汚い手……これは、守るしかありません!」
「皆の仲間は、きっと助けるからねっ!」
 燃え上がるアシェール、キラッ☆となるミコト。二人は若さに溢れていた。
「わしはヘザーが見たという歪虚が気になる。
 今宵は良い夢が見れそうじゃ……」
 一方でキララはドス黒い笑みを浮かべていた。
 隣のイスカはその笑みの意味がわかっていたようだったが、彼女の興味は猫のもふもふに占められていた。
「歪虚を倒し、ユグディラを助ける。
 そういうこと、ですね」
「レオ」
 恋人のイスカに名前を呼ばれ、微笑み返すレオ――瀬織 怜皇(ka0684)。ヘザーに確認した彼の声は力強い響きだった。
「違うな! 歪虚を派手に倒し、ユグディラを華麗に助ける、だ!」
 ヘザーは無駄に訂正した。
「ハードルが上がりました、ね」
「案ずるな。レオならば、できる!」
「そうだよ。むしろそのくらいが丁度良いよ♪」
 困ったように笑うレオにキララとイスカが笑いかけた。
「仲良いなキミ達……」
 ヘザーは温かな目で見守った。



●Born to be wildcat
 一行はシエラリオ地方まで移動し、ユグディラの案内で問題の場所へと到着した。
 ミコトはファミリアズアイを使用し、ペットのカラスを通じて上空から見下ろす。
 遮るもののない平原が広がっているため、動くものがあればすぐにわかる。道を行く歪虚四人を見つけるのに、時間はかからなかった。

 ブォォーン!
「なに?! 馬鹿なッ!」
 ヘザーをバイクが抜き去っていった。乗っているのは人ではない、ユグディライダーだ!
 しかしヘザーのバイクは自分で押している。
「誰かあいつらにバイクを貸したか?!」
「はい」
「イスカ!」
「ふむ、それでは打ち合わせと違うが……もしや彼らは」
 イスカのバイクで走り去るユグディライダーの背面を見ながら、Holmesは顎に指を当てる。
 その視線の先は歪虚がいるであろう方角だ。

 打ち合わせでは、ハンターは歪虚を挑発する班と囚われのユグディラを救出に行く班に別れ、ユグディラは救出班を幻術で補助するはずだったのだが、ユグディラ達はわかったのかわからんのか微妙な顔をしていたので、皆「ああ……」という反応だった。
 しかしユグディラ達は考えていた。彼らの幻術は対象の感覚を惑わすもので、かけられたらだいたいわかる。よって基本的には隠密に向かない。また地形に視覚的変化を与えるものは高度な術式となり、彼らには使えなかった。そこに折りよくイスカがバイクを貸してくれるというので、彼らは詰まるところ、囮になりにいったのである。
「何、簡単なことだよワトソン君」
 Holmesが以上のことを推察して、根拠付きで語った。
 現状を理解したハンター達はすぐさま二手に別れる。片方はそのまま歪虚に近づき、もう片方は迂回して後方に回り込む。
 案の定、ユグディライダーはすぐに戻ってきた。背後に歪虚達を引き連れて……。

●舌端火を吐く
「おやおや羊臭い娘が4人も纏まって……煩いのぅ! あのフラベルとよう似ておる」
 歪虚達の姿が確認されるや否やキララが早速仕掛けた。ヘザーが説明したとおりの歪虚が四人、そこにいた。ユグディラ達は挑発役のハンター達の後ろに隠れる。
「フラベル様だと?! 誰だお前達!」
 歪虚は問いただした。
「【梓巫女】って知ってますか?」
「【梓巫女】!」
 イスカが問う。教育を受けている歪虚達は知っていた。
 【梓巫女】とはかつてのベリアル王都侵攻の折、フラベルを撃破した部隊の名前であり、イスカはその隊長だった。
「わかるのなら話は早い。フラベルさんの強さはよく知っています」
「時に、そなたらの中で一番強いのは誰じゃ?」
 繋ぐようにヴィルマが聞いた。歪虚達は一瞬、顔を見合わせる。
「わからぬか? なら、そなたら四人で戦って最強を決めるのじゃ。その上で、フラベルとどちらが強いか、このイスカが見定めてくれようぞ」
 ヴィルマとキララはイスカを誇示するように立った。
 イスカは胸を張って返答を待っている。

「ソレは出来ないねぇ……」
 そう待たずに返答が返ってきた。
「そんな最高のエモノを目の前にぶら下げられて、仲間同士で争ってなんていられないねェ!」
「フラベル様の仇だなんてさ!」
 少女達の顔が攻撃的な表情に変わった。その感情は歓喜だろうか。
「にひひひひひッ! イスカを、一番先に殺した奴が一番さ! それがいいよ!」
 四人は揃って爆笑した。

「ところで、全員フラベルの姿を模しているみたいですが、赤髪のクラベルの姿がないみたいですね?」
 アシェールが前に出て、笑い声にかき消されない嘲り声を張り上げた。
「そうだけど? あの陰険でものぐさな奴らがどうかしたの?」
「それってやっぱりフラベルが先にハンター達に殺られたから『弱い』って認識されて一段下に見られているんですね! それにツンツンして可愛げのあるクラベルの方が、あの豚羊にはお似合いだし」
「ベリアル様を豚羊と言ったなァァーーー!!」
 ピンポイントで反応した。クラベルも言っていたことなのだが。
「おお怖い怖い……黒大公の側近のレベルも下がったもんじゃのう」
「姉さまレベルが下がったのは黒大公さん本人ですよ」
「所詮あのケダモノの下僕よの」
 続け様に罵倒していくキララ、イスカ、ヴィルマ。

「なにこれ怖い」
 一方リツカは呆れていた。
 リツカは挑発とか罵倒とは縁がない。助けを求めるようにヘザーを見た。
 するとヘザーは一歩前に出た。

「すまん。私の仲間が無礼をはたらいた」
「ヘザーさんなんで謝ってるの?!」
 何を言うのかと思ったら謝っていた。
「リツカ。私は他人を悪く言うのは嫌いだ」
「空気読んで!」

「謝っても無駄だよ……どうせみんな殺すんだからさぁ!」
「ニンゲンごときに馬鹿にされるなんて……腹立たしくて情けない……」
「フラベル様もそうやって怒らせてから、皆でよってたかって殺したんだろう?」
「まったくニンゲンって奴は品がないよね!」

 歪虚は歪虚で好き放題に言い始めた。

「○○○!」「×××」「△△△……」
 こうして緑の草原を背景に壮絶な罵倒合戦が始まった。

●武力衝突
 レオは聞こえてくる声を頑張って聞き流していた。
 ともかく、歪虚達は挑発に乗った。その間に、打ち合わせ通り救出班のレオ、Holmes、ミコトは気配を殺しユグディラが閉じ込められている籠に向かう。
 この籠は歪虚の一人が引いている荷車に乗っており、その歪虚も舌戦に参加していたので、台車にとりついて籠を奪うまでは楽に達成された。
「……あーーーーっ!」
 それでも一応の注意は払っていたのか、籠が無くなった事に気づいた。その時にはもう三人は離れていた。
「何のつもり?! けどいいねぇ、お前らは私が独り占めしてやるよ!」
 荷車担当の一人だけが救出班へと駆け出してきた。三人は迎え撃つべく構える。
「にひひひひッ! 美味しいねえ!」
 狂気じみた笑いとともに、先頭に立ったレオに鎚を振り下ろした。
 しかし鎚はレオに達する前に、中空に現れた光の障壁に阻まれた。それは火花を散らし、歪虚を弾き飛ばした。
「俺は大人しくしてばかりじゃありません、よ!」
 さらにレオは踏み込み、杖を押し当てる。雷電が迸り歪虚を焼いた。
 続いてHolmesが斬りかかる。小兵の使う小振りな剣ながら、その一撃は恐ろしく重い。歪虚は避け損ない、顔に傷を負った。
「淑女ならばもう少し落ち着きを持つべきだと思うよ? 激情を振り撒くばかりでは、キミの主人も辟易してしまうだろう」
 優雅に剣を構え、諭すように言うHolmes。歪虚は顔を歪める。
「いいよ、にひっ……お前から殺してあげるよ!」

 それが皮切りとなった。残りの三人は挑発班へと打ちかかる。

 キララは歪虚の一体と激しく打ち合う。両者とも一歩も引かず、互いの得物が幾度も交差し火花を散らせた。
 歪虚の大振りの一撃を受け止めたキララが、その重みによろめく。歪虚は上段から必殺の一撃を繰り出す。
 突如として、歪虚の眼前からキララが消えた。
 歪虚は膝をついた。キララの拳が、鳩尾にめり込んでいた。
「これよ! この機会を待っておったのじゃ」
 かつて対峙した、フラベル本人にキララがやられたことへの意趣返しだった。二度目の対峙では機会を掴めぬままフラベルは逝ったのだ。
「フラベルさんの強さはこんなものではなかったですよ」
 イスカが入れ替わる用に前に出る。歪虚は膝をついたまま武器を振るうが、イスカは己の得物で正面から受け止め、叩き落とした。
「ちっ、まだ意識があるか、面白くない」
「残りの恨みはイケメン歪虚さんにでもぶつけてください姉さま、そして」
 イスカは構え、歪虚と距離を詰める。
「あなた達は力において私達にもフラベルさんにも敵わないことを教えてあげます!」

 アシェールの放った弾丸は空中で弾け、周囲の温度を奪って空気ごと歪虚を凍てつかせた。同時にヴィルマの放った氷の矢が歪虚の身体に突き刺さる。致命傷ではないが、冷気のせいで動きが鈍る。
「遠距離戦は我らが得手」
「相性最悪でしたね」
 ヴィルマとアシェールは言葉で牽制する。
 武器に精通すれども白兵武器しか用意のない歪虚は歯噛みした。
「このまま手も足も出ないままあの世に送ってあげます」
 アシェールはあくまで少女らしく、可憐に殺害予告をした。華奢な指の中には桃色の魔導拳銃が収まっている。その銃口近くでは幾何学模様の魔法陣が展開されていた。
「然り……霧に抱かれて死ね」
 低温によって発生した霧が歪虚を包んでいた。今や歪虚は、霧の魔女の二つ名を持つヴィルマの手に運命を握られていた。

「なめんなゴラァッ!」
 リツカは八角棍を激しく振るい歪虚の一人と打ち合う。速度勝負に出た歪虚は二本の短剣を抜き、激しく斬りつけた。
 斬撃を避けたリツカは勢い余って倒れてしまう。
 しかし、それも計算の内だった。
「今だヘザーさん!」
「ああ!」
 リツカは仰向けになったまま両足を揃えて上に上げた。その上にヘザーが跳び乗り、リツカがその足を蹴り出すと同時にヘザーがその力に同調して跳躍する。
「仲間を投石機に見立てた?!」
 アシェールは見た……かつて投石機で空を飛んだという噂そのままのヘザーの姿を!
 一瞬で遥か高みに上がったヘザーが降下の勢いを乗せクローを振り下ろす。歪虚は唐突な上空からの勢いを避けきれず、顔から胸にかけて傷を負った。
「くっ、どういう技だ!」
「ただの、演出だよっ!」
「!」
 気づいた時には、背後から走りこんで来たミコトの剣に胸を刺し貫かれていた。班を分けたことで、挟撃の形になったのだ。刀身から発される熱が歪虚の体を焼く。

 ヘザーはリツカ・ミコトとハイタッチをした。
「余裕をかますなぁ! 私は、まだ負けてない……!」
 自力で剣を抜いて歪虚は構え直した。

 戦いは続いた……。



●猫探しの際はお近くの探偵まで
 ――そして、決着がついた。
 戦いは終始ハンター優勢で進み、そう長くかからずに歪虚は全て消滅した(なお、キララは戦闘中三回の腹パンを決めてついには意識を刈り取った)。歪虚がフラベルほど経験豊富でなかったということもあるが、ハンターが過去よりも強くなっていた事が主な勝因だった。

「さて、モフモフは何処ですかねー?」
 アシェールは上機嫌だった。
「これは探偵の仕事だな。何せ猫探しだからね」
 Holmesはそう言って実に名探偵らしい動作で周囲を歩き回り、観察し、そしてこう言った。
「彼女達は街道を歩いていた。おそらく拠点も街道とそう離れていないだろう。ミコト君、歪虚達はどっちから歩いてきていたかね?」
「はいっ! 確かあっちから……」
「ではレディ、君の素敵な友達をその方向に向かって飛ばしてみてくれるかな」
「わかりましたっ! カーさん、おねがいっ!」
 ミコトはHolmesに言われたように、視覚を共有したカラスを空に放った。

 しばらく経って……

「あっ! ……ありました!」
「よし、カラスくんを維持するんだ。諸君、では移動しようか」



 名探偵の指示のもと、一行は街道からほど外れていないところに張られた天幕を発見した。
 息を殺して中を覗く。中には歪虚の姿はなく、大きな金属製の籠があり、その中には何匹ものユグディラが丸くなっていた。目は見開かれ、小刻みに震えていた。
 ユグディライダー達が先陣を切った。ちなみにバイクはイスカにすぐ返している。貸りる時念を押されたのがちょっと怖かったからだ。
 籠の中のユグディラ達は仲間の姿を見ると、立ち上がって彼らを見た。
 ハンター一行も入り、鍵を探して籠を開いた。



「にゃー!」
「にゃー!」
「にゃー!」
 ふわふわした毛に包まれた丸っこい体つきで、ぴんと尖った耳、つぶらな瞳のユグディラ達が外に出てきた。触れば柔らかな感触と、温かい体温を感じる。
「何と可愛いのかのう……」
 感謝の印か寄ってくるユグディラ達をヴィルマは思う存分撫でた。
「おお! お支払いありがとうございまーす!」
 アシェールも、これは対価とばかりにもふる。
 癒しの空間が構築された。ハンター達は思い思いのやり方でユグディラとの一時を過ごす。レオなどは、イスカの両横をユグディラで挟んで一緒にもふっていた。イスカは気持ちよさそうに目を細めるユグディラそっくりな表情になっていた。

 ――こうして歪虚の目論見の一つが潰え、人間とユグディラの絆がまた一つ深まったのだった。

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参加者一覧

  • ユグディラ・メイツB
    瀬織 怜皇(ka0684
    人間(蒼)|18才|男性|機導師
  • 挑発王
    星輝 Amhran(ka0724
    エルフ|10才|女性|疾影士
  • ユグディラ・メイツC
    Uisca Amhran(ka0754
    エルフ|16才|女性|聖導士
  • 実は:猫が好き
    ヴィルマ・ネーベル(ka2549
    人間(紅)|22才|女性|魔術師
  • 幸運の星
    アシェ-ル(ka2983
    人間(紅)|16才|女性|魔術師
  • オーバーパワー
    Holmes(ka3813
    ドワーフ|8才|女性|霊闘士
  • コル・レオニス
    ミコト=S=レグルス(ka3953
    人間(蒼)|16才|女性|霊闘士
  • スカイラブハリケーン
    リツカ=R=ウラノス(ka3955
    人間(蒼)|16才|女性|疾影士

サポート一覧

マテリアルリンク参加者一覧

依頼相談掲示板
アイコン 【相談卓】もふもふを求めて
アシェ-ル(ka2983
人間(クリムゾンウェスト)|16才|女性|魔術師(マギステル)
最終発言
2016/09/08 04:00:16
アイコン 依頼前の挨拶スレッド
ミリア・クロスフィールド(kz0012
人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人
最終発言
2016/09/04 20:56:15