伊東八景の一つ、360°の大パノラマを堪能しよう
小室山公園
標高321mの小室山を中心とした公園。
『小室山公園』は、その名の通り標高321mの小室山を中心に整備された公園だ。
大パノラマが魅力の頂上にある展望台や子どもに人気の恐竜広場、美しい花景色が楽しめるつつじ園やつばき園など、実に見どころの多い公園なのである。
アクセスは?駐車場は?
公共交通機関を利用する場合、JR伊東駅から小室山リフト行きのバスに乗るか(約25分)、
最寄りの伊豆急行川奈駅より徒歩(約20分)しかない。
車であれば、無料の駐車場があるので車で訪れるのが楽ちんだ。ただし、つつじ祭り開催期間中は駐車場が有料となるので注意しよう。
見どころはなんといっても頂上から見る大パノラマ。
山頂のパノラマ展望台からは、遠く富士山や相模湾、天城連山などを見渡すことができる。遮るもののない360°の大パノラマを楽しむことができるのだ。
『小室山公園』の麓から頂上まではリフトで行くことができる。料金は大人が往復470円片道240円、子どもは無料だ。遊歩道が整備されているし、所々に休憩用のベンチもあるため、天気の良い日は散策がてら歩いて登るのもいいだろう。
山頂には「ぞうがん美術館」もあり、ヨーロッパ伝統の工芸品であるぞうがんが展示されているので併せて観光するのもオススメだ。
日本で初めての、木のぞうがん美術館。
『小室山公園』山頂にある、特徴的な建物は『ぞうがん美術館』だ。
ぞうがんとは、別名「マーケタリー」と呼ばれるヨーロッパの伝統工芸で、世界各地の木を使って一つ一つはめ込んだ芸術品である。
「ぞうがん美術館」には、日本の原風景や発祥の地であるヨーロッパの景色、ゆかいな動物が登場する作品などが展示されていて見応えは抜群だ。
恐竜好きにはたまらない!迫力満点の「恐竜広場」。
山頂から北側に徒歩で降りて行くと「恐竜広場」がある。
トリケラトプスやティラノサウルス、アンキロサウルスなど迫力満点の恐竜たちが広場に点在しており、恐竜大好きなキッズたちにはたまらないスポットだろう。
最近では新しくアスレチックも作られ、ローラースライダーやザイルトンネルなど約30種もの遊具を楽しめるようになったのも魅力的だ。
広い園内に咲き乱れるつつじの美しさに酔いしれる。
園内にあるつつじ園では、毎年4月29日~5月5日に「つつじ祭り」が開催される。
40種類約10万本ものつつじが一斉に咲き乱れる様は真っ赤なじゅうたんのようでまさに絶景。祭りの期間中はつつじのライトアップが行われるので、夜のつつじを楽しむのも風流だ。
イベントやフリーマーケット、屋台などもあり大人も子どもも楽しめるので家族で訪れたい。
広くて施設充実の公園で、豊かな自然を満喫しよう。
『小室山公園』にはつつじ園やつばき園がある他、随所に梅や桜などが植えられており、四季折々の花景色を楽しむことができる。
広くてのびのび走り回ることができる芝生広場や美術館、お土産売り場に食事処まであるので家族で1日たっぷり楽しむのにピッタリのスポットだと言えよう。