富士重工業 「レガシィ」10万台余をリコール

富士重工業 「レガシィ」10万台余をリコール
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富士重工業は、「レガシィ」のワイパーを動かすモーターに不具合があり、最悪の場合、モーターから出火するおそれがあるとして、10万台余りのリコールを国土交通省に届け出ました。
リコールの対象となったのは、富士重工業の「レガシィ」のうち、平成21年4月から25年7月にかけて製造された合わせておよそ10万7300台です。

国土交通省によりますと、ワイパーを動かすモーターに不具合があり、窓の下に雪がたまってワイパーが通常より高い位置で停止した場合にモーターが動き続けて発熱し、最悪の場合、出火するおそれがあるということです。これが原因で実際に出火したケースが、平成24年12月からことし1月までに5件ありましたが、けがをした人や車両の全焼はなかったということです。富士重工業はリコールを国土交通省に届け出て、23日から全国の販売店で部品の交換に無料で応じるとしています。