日本とキューバ 首脳会談が終わる

日本とキューバ 首脳会談が終わる
k10010703731_201609230918_201609230918.mp4
日本の総理大臣として初めてキューバを訪れている安倍総理大臣は、日本時間の23日朝、国家元首にあたるラウル・カストロ国家評議会議長と会談しました。会談では、経済関係の強化をめぐって意見を交わすとともに、核実験などを繰り返す北朝鮮に対する圧力の強化に向けて協力を呼びかけたものとみられます。
安倍総理大臣は、日本時間の23日未明、キューバの首都ハバナに到着しました。日本の総理大臣のキューバ訪問は初めてで、安倍総理大臣は、日本時間の午前7時すぎから、国家元首にあたるラウル・カストロ国家評議会議長とおよそ40分にわたって会談しました。
会談の内容は明らかになっていませんが、安倍総理大臣は、キューバでは、インフラの老朽化などによって、今後、大きな開発需要が見込まれることから、経済関係の強化に官民を挙げて取り組む考えを伝えたうえで、日本企業の進出を促すためにも、投資環境の整備などへの協力を求めたものとみられます。
また、キューバが核実験や弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮と国交を結んでいることを踏まえ、圧力の強化に向けて協力を呼びかけたものとみられます。