乳幼児の水回りでの事故 過半数が「ひやり」含め経験

乳幼児の水回りでの事故 過半数が「ひやり」含め経験
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乳幼児が風呂場や洗面所など家庭の水回りで巻き込まれた事故について、東京都が保護者3000人を対象に調査した結果、「けがをした」または「けがをしそうになった」と答えた人が過半数に上り、都は具体的なケースをホームページで紹介して注意を呼びかけています。
東京都は日常生活での事故について、定期的にインターネットを利用した調査を行っていて、今回は風呂場や洗面所など、家庭の水回りの事故について保護者3000人を対象に調査しました。

それによりますと、子どもが水回りで「けがをした」と回答した人は415人、「けがをしそうになった」と答えた人は1202人で、2つを合わせると過半数の1617人となりました。この中では、1歳の男の子が濡れた風呂場の床で滑って頭を打ち、2針縫うけがをしたほか、4歳の男の子が洗面所にあるドラム式の洗濯機の中に入り、弟がふたを閉めてたものの、すぐに気が付いて無事だったケースなどがあったということです。

また、乳幼児がけがをしたり、しそうになった場所を尋ねたところ、風呂場が最も多く1299人、キッチンが715人、洗面所が436人などとなりました。都は具体的なケースをホームページで紹介し、乳幼児は少しの水でも溺れることもあるとして注意を呼びかけています。