「子ども緊急通報装置」14年前から一度も使われず 鳥取
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子どもが事件や事故に巻き込まれそうになった場合を想定して、警察が全国に設置した「子ども緊急通報装置」が、鳥取県内では設置された14年前から一度も使われていないことが、警察への取材でわかりました。警察は「一定の抑止力はあったと考えているが今後の活用については検討したい」としています。
「子ども緊急通報装置」は、警察が14年前、全国の329か所に設置しました。赤色灯やカメラ付きのインターホンがあり、通報ボタンを押すと最寄りの警察署につながります。
鳥取県内では、米子市中心部の小中学校の周辺に7基が設置されていますが、いずれも、設置された当初から一度も使われていないことが、警察への取材でわかりました。
このうちの2基は、老朽化などで現在使えない状態だということです。
緊急時の通報装置では、防犯カメラなどを備えた「スーパー防犯灯」も、携帯電話の普及などで使われなくなっていて、すでに役目を終えたという指摘もあります。
鳥取県警察本部は「使用されなくても防犯装置として一定の抑止力はあったと考えているが、今後どう活用するかについては住民などとも話をして検討したい」としています。
鳥取県内では、米子市中心部の小中学校の周辺に7基が設置されていますが、いずれも、設置された当初から一度も使われていないことが、警察への取材でわかりました。
このうちの2基は、老朽化などで現在使えない状態だということです。
緊急時の通報装置では、防犯カメラなどを備えた「スーパー防犯灯」も、携帯電話の普及などで使われなくなっていて、すでに役目を終えたという指摘もあります。
鳥取県警察本部は「使用されなくても防犯装置として一定の抑止力はあったと考えているが、今後どう活用するかについては住民などとも話をして検討したい」としています。