2016年9月23日11時19分
安全保障関連法が成立し、19日で1年が経った。京都弁護士会は22日、東山区の円山公園で同法の廃止や憲法について考える集会を開いた。雨の中、約2100人(主催者発表)が参加し、安保法制の問題点などについて考えた。
京都弁護士会会長の浜垣真也弁護士(63)は、集団的自衛権行使容認や安保法制について「平和そのものを失うのではと危惧する」と主張。「平和の質を守るためにどう行動すべきか。一人一人が考える必要がある」と呼びかけた。東京外大の伊勢崎賢治教授(59)は、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に自衛隊が参加することの問題点などについて講演した。
集会に参加した立命館大1年の白井有紀さん(18)は、安保法制成立時に選挙権がなかった。「平和への思いを国政に届けられないまま、安保法制が成立してしまったのが悔しかった」。戦争孤児の問題に興味があるという白井さんは「戦争反対の声を上げ続けたい」と話した。
南区の的場五十彦さん(73)は「戦後70年、何とか平和でこられたのは9条のおかげ。安倍政権の強引なやり方は許せない」と憤った。
一方、「(安保法制成立後も)特に自分の生活に変わりはなかった」と振り返るのは会社員の男性(26)。職場の同僚に誘われ集会に参加したが、「あまり安保法制に詳しくないので。雨の中みんなよくやるなあと思った」。
集会後、参加者らは京都市役所までデモ行進した。
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