09月23日 09時44分
新しい事業をおこすベンチャー起業家を育てようと名古屋大学が学生などを対象にしたワークショップを始めました。
これは名古屋大学が東海地方からベンチャー起業家を育成しようと9月から始めました。
22日の最初の講座では、埼玉県などで人材育成の会社を起業している大本綾さんが講師をつとめ、まず、組織を活性化するために必要な“チームワーク”を作るエクササイズを体験しました。
参加した約30人は4つのグループに分かれ、話し合って決めた「スマイル」など、勢いのある言葉を大きな声で発していきました。
大声を出すことで、恥じらいや緊張がほどけ、チームの中で議論が闊達になるといった効果があるということです。
その後、参加者は環境やテクノロジーなどの分野ごとに事業化の可能性について議論しました。
参加した学生は「医療を学んでいますが、いずれは起業したいと思っています。経営の視点を学べるのはありがたいです」と話していました。
名古屋大学の河野廉教授は「東海地方は他地域と比べ起業家が少ないが、希望者の背中を押して育成を手助けしたい」と話していました。
ワークショップは10月と11月も行われ、申し込みが必要です。
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