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TV『バイキング』でバトりましたが、高畑裕太さんの件で思うこと

今だから言いますが、俳優の高畑裕太さんの事件についてです。

9月9日、群馬県前橋地方検察庁が不起訴処分を決定しました。

“事件の中身がほとんど分からないまま、仮に本当ならば被害者が大変な苦痛の中にいることを考えた時にテレビ番組で母親である高畑淳子さんの会見の出来などについての感想を言うことが良いのか悪いのか。”

8月30日にフジテレビ『バイキング』に出演して発言したところ、MCの坂上忍さんが「だったら言わなくていいですよ」と返してきたこのやりとりがネットニュースで流れました。

高畑裕太容疑者の報道めぐり中田宏氏の意見に坂上忍が反論
http://news.livedoor.com/article/detail/11951795/

坂上さんは「被害者のことを考えたら言いたくない」と言う他のゲストとも何回かぶつかり合ったりしていましたが、坂上さん自身も「今年一(イチ)しんどいネタだ」と言っていました。

私も、坂上さんとのやりとりは引きずりました。

件の坂上さんとのやりとりがあり、翌週9月6日にも議論になりましたが、その1週間で考えました。

“被害者、そして被害者だけではなく肉親や友人など周りの人の気持ちを考えると、テレビなどで扱うことが適切なのかどうか。”

“一方で、仮に本当ならば有名人・著名人が事件を犯した時にそれを表に出さない社会が健全なのかどうか。“

この引きずった心情は、9月6日の放送で話しました。

今、一定の結論が出てから振り返れば坂上さんの心情もよく理解できます。

“どう扱うのか”の正解はバシッとあるわけではありません。

『バイキング』に出演した8月30日・9月6日当時は“高畑裕太容疑者”で、9日以降の今では“高畑裕太さん”です。

不起訴の現実が大きな変化になっています。

今回のやりとりで、何かを決めてかかって軽々な発言はできないことを改めて実感しました。

テレビの生放送での葛藤が表に出たことは坂上さんのキャラクターがあったからこそで、悪いことではなかったと思います。

正解があるわけでもなく、“こういうやり方でいきましょう”と先に決まって論じられるのとは違い、扱わざるを得ないことの葛藤が出てきたことは社会の表現をみんなで考える上で重要だったと思います。

私も強制わいせつなどととんでもないこと週刊誌に書かれたことがありますが、予断をもって決め付けられたらとんでもない!と反論しました。

結局、裁判でなかったことがハッキリしたわけですが、自分自身がそのような被害に遭ったことがある者として、“決め付けない社会”の重要性を考えさせられる一件でした。

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