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コンプレット
Completto (Schmidt Spiele, 2015)

ゲームデザイン:Heinz Meister
プレイ人数: 2~4人 対象年齢:8歳以上 プレイ時間:30分

2016-04-21-23-14-01
(出典:Board Game Geek

ゲームについて

    1~100が書かれた木の駒を並べるゲームです。手元には22個の木駒が並びます。

    image

    ゲームデザインは、「Heinz Meister」氏。
    代表作は、『スティッキー (Zitternix)』『イグルーポップ (Iglu Pop)』です。
    子供向けだったり、コンポーネントに特徴のあるゲームを多くデザインされています。

ゲームの流れ

    手元に、22個の木駒が並べます。
    その際、5個が表面。17個が裏面で並べます。

    表面の数字が左から昇順にする必要があります。

    初期配置はこんな感じになります。
    (横長すぎて、写真におさめるのが大変…)
    image

ゲームの終了条件

    いずれかのプレイヤーが、表を向いた木駒を22個並べるとゲームが終了します。
    これをプレイヤー人数分行います。

手番にすること

    2つのいずれか1つを行います。
    1. 木駒を引き、手元に配置する
    2. 手元の木駒を移動する

    1.木駒を引き、手元に配置する

      共通の場から、木駒を1つ引きます。
      その後、手元で裏面になっている木駒と入れ替えます。
      Completto1

      【特殊処理】
      ・数字は上下反転することができます。
      (例:「68」と「89」のどちらとしても使える。)
      ・置いた木駒の数字が、既に置いてある木駒の数字と連続する場合、追加手番を行うことができます。
        Completto3
      ・数字が配置できない場合、引いた木駒を表向きの状態で共通の場に戻します。
        Completto2

    2.手元の木駒を移動する

      既に数字と数字が隣り合っている箇所に、裏面の木駒を移動させます。
      ゲームが進むにつれて、数字間の幅が狭くなってしまう場合などに行います。
      Completto4


    これを繰り返し、いずれかのプレイヤーが表面を向いた木駒を22個そろえるまで続けます。

終わりに

    写真では伝わりづらいですが、木駒の数字部分は掘られています。
    そして何より木でできているので手触りがよく、非常に良いです。
    場札を引いて、並べるだけの単純なルールですが、いかに相手より早く上がるかが一進一退になるので、とても緊張感がありました。

    そして、初期配置が重要に感じました。
    数字と数字の間に、いくつ裏面の木駒を入れるかが悩ましいです。
    ゲーム中盤、相手の並びを見ながら裏面の木駒を移動させるのも大事ですね。
    今回は2人プレイだったので、3人以上でも是非とも再プレイしてみたいゲームでした。