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 3月26日から無人になっている指宿市のJR山川駅に、市が10月から委託駅員を常駐させる。同駅は高校生や観光客が多く利用することから、市は案内役としても駅員が必要と判断した。市内の指宿駅に奪われていた「日本最南端のJR有人駅」の座を、半年で奪還する見通しだ。

 JR九州は鉄道事業の収支改善のため、駅の無人化を進めている。昨年10月、市に対して山川駅の無人化を連絡。市は11月に有人駅の継続を求める要望書を出したが、かなわなかった。

 そこで市は利用者の利便性確保のため、山川駅をJRの一部業務を担う簡易委託駅にすることにした。

 業務は住民数人でつくるグルー…

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