2016-09-22

近鉄奈良線 河内小阪駅での人身事故対応でキレた東花園駅の駅員が線路飛び降り逃亡 の件で前の職場を思い出した

近鉄奈良線 河内小阪駅での人身事故対応でキレた東花園駅の駅員が線路飛び降り逃亡  というのがニュースになっている。

ワイドショーでは「駅員が未熟」だがネットでは「駅員がかわいそう、客の質が悪い」という反応のようだ。

まりにひどい客は使わせないようにする仕組みが必要だというコメントも多い。

私も基本的にはそちらに賛成する。

ただ、それでもどうにもならないのがあの地域だとも思う。

前の職場で、この乗客のように、出張先の食堂ホテルクレームを言いまくる上司がいた。インドカレーを食べていたら出されたヨーグルトがぬるいと1時間にわたり店員を怒鳴り、店長を呼び更に怒鳴り続けた(インド料理ではヨーグルトごはんと混ぜることもあり、デザートとは限らないので冷えていなくても問題ないのだが知らないようだった)。予定の変更も頻繁で、そのたびに同行する人も、訪問先の人も予定の変更に合わせなければならず、もうこれ以上は無理と付き合いを辞める人も少なくなかった。予定が変更になるのはその人の私的な都合を優先させた結果で、やむを得ない理由ではない。更に言うと、出張に行っても観光地巡りをして有名なレストラン食事をするのが普通だと思っているらしく、ちょっと行きたいところがあれば何かしら理由をつけて出張に行くので、そういう意味でその人は「多忙」だった。私が比較的詳しい場所に行くとき出張の予定を二転三転させ、その状況では無理な要求をして、そのことを伝えても聞こうとせず、最終的には旅行会社に断わられるということもあった。こんな無理なことを言ったら嫌われるとわかっているのに、とにかくその形で交渉しろ一点張り、従わなければ管理職に私に問題があると、事実無根の話を言いに行き、私は管理職から1時間くらい恫喝された。事実無根であることはなんとか管理職には伝えたが、管理職聞く耳を持たなかった。1年に7人も人が辞めるのが毎年続いているそうで(給与からするとそんなに悪くない職場なのだが)、私のような人が今までも何人もいたのかもしれない。クレーマー上司はひたすらに自分の好みや都合を前面に押し出し相手のことを考えるということがない。周囲が言う通りに動かなければ管理職に言いに行き強引に通そうとする。自分弱者だ、多忙で大変だと朝から晩までその愚痴を言い周囲を従わせる。「最強の弱者」というやつだった。

この件があるので、ネットの声である、「クレーマーの客はぴしゃりと断ればいい、乗車拒否すればいい」という意見はわかるのだが、問題はそう簡単ではないとも思ってしまう。もし、近鉄管理職が部下を守るべく、乗客にぴしゃりと断る、乗車拒否をするというのをすれば、クレームをつけた乗客は「自分弱者だ(同和、在日女性障害者高齢者etc)、弱者自分を乗車拒否するのは差別だ」と近鉄を訴えるかもしれない。東日本(といっても地域差はあるだろうが)なら、ぴしゃりと断るで聞くかもしれないし、そもそもこういう客はそれほど多くはいいかもしれない。ただ、そのやり方は「人権意識」の強い、「最強の弱者」がたくさんいるこの地域ではなかなか利かないやり方だ。この駅員のようにいろいろ失うことをわかっていても逃げるしかないということになるのだ。

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