ヒラリー・クリントン、遊説映像は合成?
9.11式典を体調不良で途中退席したヒラリー・クリントンだが、9/15には元気にノースカロライナ州で大統領候補として遊説したという報道がある。そして、その動画もYouTube にアップロードされているのだが、この動画には重大な “合成”疑惑 があり、ノースカロライナ州に行った事実すらも怪しくなってきている。
この重大疑惑は Jim Stone 氏のウェブサイトで最初に暴露され、他の人たちもすでにYouTube動画でさまざまな角度から立証している。 出典:http://82.221.129.208/basepagee8.html
YouTube では、"clinton, greensboro" で検索するとたくさん出てくる。
“合成”疑惑 の根拠は、スピーチの最中に、背景はそのままにクリントン候補が画面から消えてしまうフレームが2つあることである。ふつうに見ているとほとんど気づかないのだが、1コマ1コマ見ていくと、明らかに消えている。バックの星条旗の赤のストライプはそのままなのである。これの意味することは、このスピーチ映像が “グリーンスクリーン” を使った合成であるということである。クロマキー撮影 とも言うが、お好みの背景と合成するためによく使われる方法である。 “グリーンスタジオ”で撮影しておいた人物などをどんな背景にも載せられるのだ。
つまり、クリントン候補は、ノースカロライナ州の予定されていた講演会場に行かなくても、あたかも行ったかのような動画を作ることができるのだ。
クロマキー撮影をした動画を背景動画に重ねる際の、ちょっとしたズレやかみ合わせの失敗(glitch という)はたまに起こるが、通常は仕上げの段階でちゃんとチェックをして修正する。 “クリントンスタジオ” は主にニュース映像を扱うために時間的な余裕がなかったのであろう。
しかし、映像加工担当者はこっぴどく叱られたに違いない。
これは 演台のうしろに居並ぶ聴衆の方を向いているところを演じたつもりだったのだが、自分の後ろは星条旗であることを忘れていたために、馬脚をあらわすことになってしまった場面である。
どのスマホカメラの画面にも、クリントンはおろか、正面に並ぶ星条旗も映っていない。どこか別のところが映っている。合成されている証拠と言えよう。
クリントン陣営は、どうやら、今や替え玉だけでなく、CGIも駆使して、大統領選挙活動に血道をあげているようである。