世界大学ランキング 東大 2年連続アジア首位逃す

世界大学ランキング 東大 2年連続アジア首位逃す
イギリスの教育専門誌がことしの世界の大学ランキングを発表し、1位はイギリスのオックスフォード大学で、日本の大学は東京大学が39位とアジアの首位を2年連続で逃しました。
イギリスの教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」は、研究内容や論文の引用回数、それに国際化の度合いなど13の指標をもとに、毎年、世界の大学ランキングを発表しています。
21日に発表されたことしのランキングによりますと、1位はイギリスのオックスフォード大学で、イギリスの大学としては初めてこのランキングで首位を獲得しました。一方、これまで5年連続で首位だったアメリカのカリフォルニア工科大学が2位に順位を下げました。
ランキングではアメリカとイギリスの大学が上位8位を占めていますが、「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」は「アジアの大学の躍進が目立っている」と指摘していて、ことしは中国や香港、それに韓国の6つの大学が新たに上位200位に入り、インドの大学も200位圏内に迫っているということです。
日本の大学については、東京大学が39位と、去年の43位から順位を上げましたが、アジアのトップのシンガポール国立大学や、新たに中国の清華大学に抜かれ、2年連続でアジアの首位を逃しました。また、去年88位だった京都大学が91位に順位を下げ、このほかの日本の大学は上位200位の圏外になっています。

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