モスク放火 ヘイトクライムの疑いで男を逮捕
アメリカ南部フロリダ州で起きた銃の乱射事件の容疑者が通っていたイスラム教の礼拝施設が放火され、警察は、32歳の男を差別に基づく犯罪、ヘイトクライムの疑いで逮捕しました。
今月11日、フロリダ州南部、フォート・ピアスにあるイスラム教の礼拝施設、モスクが放火され、建物の一部が焼けました。
このモスクは、ことし6月、フロリダ州オーランドのナイトクラブで49人が死亡し、アメリカ史上最悪となった銃の乱射事件の容疑者が通っていたモスクで、警察は特定の人種や宗教に対する差別に基づく犯罪ヘイトクライムとして調べていました。
警察は防犯カメラの映像などを基に逃げた男の行方を追っていましたが、14日、地元のユダヤ系の32歳の男をヘイトクライムの疑いで逮捕したと発表しました。
警察が15日に公表した捜査資料によりますと、男は事件の2か月前にインターネットの交流サイトで「イスラム教は過激であり、すべてのイスラム教徒はテロリストや犯罪者とみなされるべきだ」などと書き込んでいたということです。
アメリカでは去年、モスクを狙った破壊行為や嫌がらせの件数がおととしと比べて4倍に急増するなど、イスラム教徒を標的とした事件が相次いでいます。
このモスクは、ことし6月、フロリダ州オーランドのナイトクラブで49人が死亡し、アメリカ史上最悪となった銃の乱射事件の容疑者が通っていたモスクで、警察は特定の人種や宗教に対する差別に基づく犯罪ヘイトクライムとして調べていました。
警察は防犯カメラの映像などを基に逃げた男の行方を追っていましたが、14日、地元のユダヤ系の32歳の男をヘイトクライムの疑いで逮捕したと発表しました。
警察が15日に公表した捜査資料によりますと、男は事件の2か月前にインターネットの交流サイトで「イスラム教は過激であり、すべてのイスラム教徒はテロリストや犯罪者とみなされるべきだ」などと書き込んでいたということです。
アメリカでは去年、モスクを狙った破壊行為や嫌がらせの件数がおととしと比べて4倍に急増するなど、イスラム教徒を標的とした事件が相次いでいます。