スポーツ庁鈴木長官 リオの障害者支援施設を訪問

スポーツ庁鈴木長官 リオの障害者支援施設を訪問
パラリンピックの視察に訪れているスポーツ庁の鈴木大地長官が15日、リオデジャネイロ市郊外にある障害のある子どもたちを支援する施設を訪問しました。
施設を訪れた鈴木長官は、市の障害者局長から支援の取り組みについて説明を受けました。
この中では、リオデジャネイロ市にある1200の公立学校で障害のある子どもたちを受け入れている一方で、市内に6つある支援施設では健常者の子どもたちを受け入れるなど障害者と健常者の垣根をなくす取り組みを始まっていることが紹介されました。
鈴木長官は、支援施設の子どもたちがリハビリをしたり柔道やクラシックバレーなどのスポーツを練習したりしている様子を見学し、担当者に熱心に質問していました。
鈴木長官は「海外の施設を訪問する機会はなかなかないので、いろんな話を聞けてよかった。パラリンピックではオリンピックと変わらないくらいの観客が入って盛り上がっている。選手の活躍を見ると次の世代もやってみようかなと思うだろうし、いい循環になっている。参考になることも多い」と話していました。