浜名湖で切断遺体 知人の男を殺人容疑で逮捕9月22日 19時11分

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ことし７月、浜松市の浜名湖で北海道出身の３２歳の男性の切断された遺体が見つかった事件で、警察は、男性の知人の３３歳の男を殺人などの疑いで逮捕しました。警察は、先月、浜名湖で骨の一部が見つかった別の事件との関連についても調べています。

逮捕されたのは、浜松市北区三ヶ日町の無職、川崎竜弥容疑者（３３）です。

浜名湖では、ことし７月８日、浜松市北区の湖岸など４か所で切断された男性の足や胴体などが相次いで見つかり、北海道出身で京都市に住む工員、出町優人さん（３２）と確認されました。

出町さんは「浜松の知人に会いにいく」と話していたことから、警察が交友関係を中心に捜査を進めたところ、川崎容疑者が事件の前に浜松市や隣の磐田市で複数回、出町さんと接触していたことがわかったということです。

警察は、川崎容疑者がことし７月、磐田市に借りている自分のアパートで出町さんを刃物のようなもので刺して殺害したあと、遺体を切断し、浜名湖の周辺に遺棄したとして、殺人や死体遺棄などの疑いで２２日に逮捕しました。
警察は川崎容疑者の認否を明らかにしていません。

一方、浜名湖では先月３１日にも、浜松市西区の無職、須藤敦司さん（６３）の骨の一部が見つかっています。
川崎容疑者は須藤さんと知り合いで、先月、須藤さんのキャッシュカードを不正に使った罪などで起訴されていています。
警察はこの事件との関連についても調べています。