2016-09-22
シン・ゴジラ的状況に興味ある人は「横須賀市対核テロ図上演習(2012)」資料を読むといいのでは?(一見突飛で空想的な危機的状況に、政治がどう動くか?というシミュレーション)
えーと、約2週間前にこういう記事を書きましたね。
シン・ゴジラで政治家や官僚が語る光景の一覧&2007年の「官邸UFO談義のキセキ」などを思い出した(本題前の序説) - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20160907/p2
ここに「本題前の序説」と書いたのだけど、その本題をかくのを結局さぼっていたので、捕捉までに…
上の記事のこういう感じで、石破茂氏が熱く?語っている話というのはたしかに語る方も聞くほうも半笑いだが、わかりやすく人口に膾炙しているフィクションをシミュレーションとして、政治や軍事の仕組み、法律などをわかりやすく解説するというのは決して悪いことではない。
ハト派の憲法学者、水島朝穂氏だって、「非武装の国際救助活動をこそすべきだ!」という主張のためにサンダーバードを語った本を出している。
きみはサンダーバードを知っているか―もう一つの地球のまもり方
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これに井沢元彦が「結局サンダーバードも非武装ではありえないだろ。その機体を悪人が奪うかもしれないんだから」と当時ツッコんだりしてたな。
それはともかく。
「一見突飛で空想的な危機的状況に、政治がどう動くか?ということを能う限りリアルにシミュレーションする」というのが、シン・ゴジラ、あるいは平成ガメラの非常に大きな魅力でした。少なくとも自分はそうでした。
……ではあるが、こういう話は石破茂のような稀有な例外を除いては、
なかなか「公」になるのは難しい……いや、今はすごく柔軟になってきているけどね。
アメリカは「毎年恒例、NSAのサンタ追跡」をはじめ、いろいろやっているよね。
■「国家のジョーク力」再考…米国政府の「署名を集めれば政策を検討します」サイトが大喜利になってしまったでござる、の話。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20121224/p7
■米政府「請願コーナー」への「デススター建造を」への回答〜国家の「ジョーク力」再再考。
http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20130115/p6
だが。
さらに稀有な例外がある。
当時のブログ記事を、ほぼ丸ごと再掲載しよう。
「ヨコスカの核兵器〜38万人脱出計画」。その図上演習で、市職員は2度立ちすくんだ。 - http://d.hatena.ne.jp/gryphon/20120325/p9
http://mainichi.jp/select/opinion/hasshinbako/news/20120321ddm004070039000c.html
「一見、荒唐無稽(むけい)な想定ですが……」という吉田雄人市長あいさつで、今月8日、神奈川県横須賀市の国民保護訓練は始まった。<超小型原子爆弾が市内中心部に仕掛けられた><昼間人口38万人を市外に避難させる>という。矢継ぎ早に出る情報に市長はじめ危機管理課の職員たちはどう立ち向かうか。…(略)。
狂信的なグループから「犯行声明」が届いて、政府は正午に対策本部を設置。午後6時が爆発予告時刻だ。時間がない。小中学校73校、12の病院、特別養護老人ホームに1740人いる……私が担当ならその瞬間、頭が真っ白になる。だが職員は、鉄道、バス、フェリー会社や自衛隊に連絡を取りながら「足」を確保しようとする。「病院の230人が動かせない!」「漁船の手配は」との声が飛び交う。そのうちに「核爆弾を山中で発見」という臨時ニュースが飛び込む。こんな意地悪な「状況付与」はないぞ。官邸も県警も「情報確認中」。一体どこに市民を逃がせばいいのか……。
約2時間の訓練時間中、職員が何もできずに立ち尽くす時間が2度ほどあった。それまでの騒然とした雰囲気がぴたりとやんで、場が静まり返る数秒間。妙にリアルだ。原発事故に対処した1年前の官邸や福島県庁の対策本部を想像した。・・・(略)
映像とか残ってないかな?
市のやったことだから、資料はたくさん公開されているだろう。専門家や軍事マニアも含めての評価を知りたい。
http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/2005/20120228.html#
緊急対処事態における全市民の避難対策の検討・調整などを行い、市内部の国民保護に関する対処能力の向上を図るため、下記のとおり国民保護訓練を実施します。
1.日時:3月8日(木曜日)13時00分〜17時15分
3.訓練概要
(1)訓練方法
コントローラー(訓練進行役)からプレイヤー(訓練参加者)に条件を付与するロールプレイング方式で実施します。
(2)訓練参加機関
*本訓練は、内部訓練ですので、見学等はおこなっておりません。
<超小型原子爆弾が市内中心部に仕掛けられた>
<昼間人口38万人を市外に避難させる>
を想定した、図上演習を行ったのです。
で、おそらくだが、当日は内部の事業として非公開だったそうだけど、開かれた行政の一環として、おそらく開示請求があれば相当の資料が開示されるのではないでしょうか。
横須賀市からこの資料を開示してもらっては
いかがでしょうか・・・・・・
というか、自分もやりたいなーと思っていたし、今も思っているのだけど、開示請求の手続きとかめんどいし金もかかるし、横須賀市は遠いし…なので、アイデアだけ提言して、誰かやってくんないかなー、と待つだけにしておこうと。
「ゾンビ」をネタに、パンデミックやパニック対策をシミュレートするコンテンツはいろいろあるみたいね
公共にちかいものも、さがせばあるのかな??
『ゾンビの発生・ゾンビ災害は現実にあり得るのか|備える.jp』 http://sonaeru.jp/hazard/infection/zombie/h-15/
ゾンビが発生したときの対処法を防災専門家に聞いてみた | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト http://www.gamespark.jp/article/2016/01/19/63147.html
【特集】『民間人のためのゾンビ対策マニュアル』を公開 http://www.gamespark.jp/article/2016/02/03/63499.html
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「91年の夏に怪我した段階で、前田日明の選手生命は終わっていた」
んですよ、実際のところ。あれはそれほどのケガだった。
そのためにケガ直後のフライ戦は前田の負けにせざるを得なかったし、その次の大会は一か月延期せざるを得なかったくらいで。
ハッキリ言えば、ケガ以降の大会は「プロモーター前田が、客寄せのために出てた」んですよ、あれは。
カレリン戦直前に最新のニーブレスつけた時点で「何年振りかに(本格的な)ランニングができた」なんて言ってた前田に何を要求するのかと・・・。
たしか長井戦を終えたばかりの佐竹に、「前田と戦ったら、負傷してるヒザにローキックを叩き込むのか」と大胆な質問をした記者がいて、佐竹は言葉を濁していたはず(そのあと佐竹はリングスを離脱)。
事情を分かってる人間にとってはそれほどのものだったんですよ、あれは。
「あの時期」に、
「前田日明自身が出てきてやればいいじゃん!」(ニヤニヤ)
「ヒカルド・モラエスと体格的に釣り合うのはそもそも前田っしょ」(ニヤニヤニヤ)
「なんでやらねーの?」(ニヤニヤニヤニヤ)
なんて言ってるのは、単に嫌がらせとしか思えなかったです、ワタシにはね。
ついでに言えば、今回の長井発言を人間的にどうかしてると思ってしまうのは、
「前田の負傷は長井とのスパーリング中のもの」
であるという事実があるわけで。タックルの失敗によるらしいがまあ詳細は分からない。長井に責任があるかないかは別として、一番身近にいて、負傷の程度がどのくらいかわかってる人間がそんなこというのかと・・・。
ちと、どうかしてると思わざるを得ないのですけどね、ワタシには。
その後ヒクソンとの引退試合は本当にするつもりだったんだし、なんか長井が言っている事はスケールが小さいような。
http://www.sherdog.com/fighter/Mitsuya-Nagai-3352
田村や高阪、成瀬、山本らがいうのならともかく、長井がいう資格あるのか、と思ってしまうのですけどね・・・。
(ま、空手家・佐竹との試合や、Kー1でのガチ試合ってのはありますけどね。全敗ですが^^;)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E4%BA%95%E6%BA%80%E4%B9%9F)