一昔前は、ネットで検索するとはてなのサービスがやたらと引っ掛かった。
なにか調べものをすると、トップに引っ掛かるのは人力検索はてなにはてなキーワード。はてなを初めて知ったのはこの二つという人は多いのではないか。
日記サイトの中でも特に何かしらの事情について詳しく記述があるのは、はてなダイアリー。はてなダイアリーは日記というより、読み物って感じで書いてる人が多いので他の日記サイトと違って面白かった。
今も言葉の意味をネットで検索する際に、候補として「○○とは」ってのが出てくるが、これは昔言葉の意味を解説するサイトとしてはてなキーワードが大人気だったので手っ取り早くその言葉のはてなキーワードのページを見るために昔のネットユーザーがやっていた名残だろう。(はてなキーワードは「○○とは」で始まるため。)
それが今では、言葉の意味を検索しても引っ掛かるのはウィキペディア、ニコニコ大百科、同人用語の基礎知識など、同業他社の類字サイトばかり。最近ははてなキーワードが検索結果に出てこない。
調べものの際に人力検索はてながよく検索結果に出てきたのでよく参照してたが、最近は人力検索はてなが検索に引っ掛かることは皆無で
検索に引っ掛かる質問サイトはYahoo!知恵袋と教えて!gooばかり。
今、検索ではてなのサービスが引っ掛かるのは、はてなブログ程度。
昔検索結果でよく目にしていたはてなのサービスは、ほとんど検索結果一覧から除外されている状況である。
これでは若者の新規ユーザーなんか他社に全部持ってかれて、はてなのユーザーは老けていくばかりで会員数は落ち込む一方だろう。
一昔前はあれだけネットで存在感が強かったはてなは、今なぜこんなことになったのか。
10年前にネットをやっていた人なら、はてなのIDは持ってなくとも、はてなの存在くらいは知っていたものだが
今のスマホからネットを始めだした若者は、ほぼはてなの存在を知らない。名前すら知らない若者が多い。
俺は現在27才だが、同世代や年下とのネットについての会話の途中に「それ、はてブでバズってたから見たわ」とか「増田で読んだ」って言うと、返ってくる反応が「?」である。はてなの存在事態がマジではてなになった。
「はてな」「増田」が通じるのは、同世代でも10年以上ネットに触れてきたやつか、30才以上のおっさんだけである。
ネットのサービスが検索エンジンに無視されるってことは、これだけシェアを暴落させるということが見に染みてわかった。
もう、他社の類字サービスに新規客を全部奪われたはてなはマジで先が無いと思ってる。
はてなは検索エンジンに嫌われるようなスパム行為でもやってたのかってくらいの酷い仕打ちである。
あ、実際やってた?
27才かぁ。若いね。はてなーって20代多いの?