ニューヨーク=石松恒
2016年9月22日03時29分
米ニューヨークを訪問中の安倍晋三首相は21日午後(日本時間22日未明)、国連総会で一般討論演説を行った。5度目の核実験や弾道ミサイル発射を強行している北朝鮮について、「脅威は深刻の度を増し、一層現実的になった。昨日までとは異なる新たな対処が必要」と述べ、新たな国連安全保障理事会決議の採択による制裁強化を訴えた。
首相は過去3回の一般討論演説では北朝鮮問題への言及を一部にとどめてきたが、今回は15分間の演説の3分の1を割いた。日本政府としての危機感の強さを、国際社会に印象づける狙いがある。
演説では冒頭から「北朝鮮はい…
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朝日新聞国際報道部
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