田中がメジャー自己最多の14勝目、1イニング4被弾も防御率リーグ1位は守る

2016年9月22日11時19分  スポーツ報知
  • 自己最多の14勝目を挙げた田中(ロイター)

 ◆レイズ5―11ヤンキース(21日・セントピーターズバーグ)

 ヤンキースの田中将大投手(27)が21日(日本時間22日)、敵地でのレイズ戦に先発し、3回に3者連続を含む4本のソロ本塁打を浴びて4点を失ったが、6回7安打4失点にまとめ、自身のメジャー移籍後最多となる14勝目(4敗)を挙げた。

 登板前にアメリカン・リーグ1位だった田中の防御率は3・07に落ちたが、トップを守った。試合は11―5でヤンキースが勝利した。

 防御率タイトルを目指す田中は7点リードの3回、先頭のウィルソンに外角の初球の142キロのカットボールを左翼席に運ばれた。その後2死としたが 3番・ロンゴリアに7球目の真ん中低めの136キロのスライダーを左翼へ、4番・ミラーには1ボール2ストライクから外角低め135キロのスライダーを右翼へ、5番・ディカーソンには初球の外角低め139キロを中堅へと、クリーンアップに3者連続アーチをゆるした。メジャー移籍後初となる1試合4被弾に、田中はマウンドで険しい表情を浮かべていた。

 田中はその後レイズ打線に得点を許さず6回4失点で降板。味方が序盤から大量得点していたこともあり、メジャー移籍3年目で自身最多となる14勝目(1年目13勝、2年目12勝)をつかんだ。

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