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空前の台湾ブーム!そのワケとは 音楽、グルメ、化粧品など続々上陸中
台湾の音楽やグルメに化粧品、さらにはいわゆる“ゆるキャラ”まで、台湾カルチャーが今、続々と日本に上陸している。背景にあるのは、ここ数年でより親密さを増す日台間の友好的な関係。日本カルチャーに親しんで育った台湾アーティストから生み出される作品が日本人に親しみやすいことや、韓国ブームから台湾ブームに移りつつあるとの指摘もある。(金谷かおり)
盛り上がるライブ
「日本と台湾はこれからも相思相愛でいきましょうー!」
8月、都内・恵比寿で開催された台湾カルチャーのイベント「台ワンダフル」。ステージで演奏を披露した台湾で人気のロックバンド「Fire EX.(滅火器)」のボーカルを務めるSam(サム)さんがこう叫ぶと、会場に詰めかけた日本や台湾のファンからは大きな歓声が上がった。同イベントでは台湾のバンドによる演奏や台湾関連グッズの販売などが行われ、主催者側によると一晩で約900人が来場。年代は20~40代が多いように見受けられた。