歯磨きは毎日するものですが、なかなか正しい歯磨きの方法はわからないものです。いつもしている方法が本当に正しいのか疑問を持っている方も多いと思います。
実は、歯と脳は密接な関係にあって、良く噛んで食べるだけで頭の体操に効果が高く、長生きするためのひとつのポイントとなっています。
そこで、歯科衛生士がおすすめしている、いつまでも健康的な白い歯をキープするための歯磨きの方法を紹介します。
理想的な歯磨きのコツ
1.右利きの人は右側から、左利きの人は左側から磨く
歯を磨くとき、なんとなく習慣で磨き始める人が多くいますが、実は理想的な順番があります。
それは磨きにくい場所、自分の苦手な場所から磨くのがいいそうです。右利きの人は右側、左利きの人は左側が苦手なことが多いので、そこから磨き始めましょう。
2.丁寧に1本ずつ磨く
時間に余裕がある時は、テレビを見ながらや、新聞やスマホを見ながらゆっくり時間をかけて一本ずつ磨くのが理想的です。
そのときに歯茎を指で適度な圧力をかけてマッサージしてあげるとよいそうです。
3.食後すぐの歯磨きはNG
基本的には、食後30分たったころに磨くのが理想的です。
食後すぐだと、口内が酸性になっていて、歯の表面を傷つけてしまうのです。
4.歯磨き後はすぐにはすすがない
歯みがき粉に含まれるフッ素は、歯磨きをするくらいの短い時間では、歯にしっかりと吸着されません。
歯を磨いた後にフッ素をしっかりと吸着させるためには、すぐにすすがないことが重要となります。
5.就寝前は必ず磨く
就寝前は、必ず歯を磨きましょう。寝ている間は唾液の量が減少して、口のなかは細菌が増える環境になっています。
インフルエンザ予防として、舌磨きをプラスするのもおすすめだそうです。