ニュース詳細
御嶽山噴火2年前に献花台設置
09月22日 12時23分
3005876671_20160922123147.mp4
御嶽山の噴火から間もなく2年になるのを前に、岐阜県下呂市の登山口に、22日朝、犠牲者を悼む献花台が設けられました。
死者58人、行方不明者5人と、戦後最悪の火山災害となった御嶽山の噴火から
9月27日で2年になります。
下呂市小坂町にある御嶽山の登山口には今年も犠牲者を悼む献花台が設けられることになり、22日は午前7時過ぎから市の職員4人が設営作業をしました。
職員たちは雨の中、折りたたみ式のテーブルを広げて白い布をかぶせ、濡れてもいいように透明のシートをかぶせました。
そして、白い菊の花を供えると御嶽山の山頂の方角に向かって黙とうしていました。
下呂市が運営する山小屋のこの夏山シーズンの利用者は去年より持ち直しましたが、例年の4割ほどにとどまっているということです。
下呂市小坂振興事務所の林利春所長は「多くの犠牲者を悼むと共に山に登る際には十分に気をつけてほしい」と話していました。
献花台は10月4日ごろまで設置されることになっています。
東海のニュース
新着ニュース