社会保障制度に対して、私はいくつも言いたいことがあります。皆さんも同じでしょう。この1か月ほど、注力してコラムを書いてみました。
■バカ老人が病院でお茶会をするために、若者たちから金を搾取る国=日本を改善せよ! 叩きなおすべきは「社会保障給付費」だ!!(9月13日)
■自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!(9月19日)
■繰り返す!日本の保険システムと年金システムは官僚から取り上げ民間に落とせ!(9月20日)
とりわけ、人工透析患者への医療費の闇に切り込んだ19日のコラムには多くの反響をいただき、各媒体で取り上げていただき感謝しています。本当に、まずは「知り」、まずは「考える」ことから始めなければね。
■「自堕落な生活で人工透析やってる連中なんか全員殺せ」 長谷川豊ブログ・発言が物議(J-CASTニュース)
こちらはJ-CASTニュースさんが取り上げてくれた記事です。比較的バランスよく冷静に書いてくれているのがさすが。Yahooニュースにもしていただき、多くの方々のお声を頂きました。
■長谷川豊さんの「自業自得の人工透析患者」論と「自分はつねにアリの側である」と信じられる人(fujipon)
こちらはBLOGOSにも転載されていたfujiponさんの記事。とても読みごたえがあります。現役の内科医さんなのかな…?私とは全く違った視点を提示してくれています。
今の日本の社会保障給付のシステムはあまりにも狂っています。
これはみんなで取り上げて、みんなで考えて、みんなで是正していかなければいけないところまで確実に来ています。
私は2001年頃より、最初は年金から始まりましたが、あまりにズサンで情けない社会保障給付費の使われ方を、テレビ上で糾弾してきた…たぶん急先鋒の人間です。
今、フリーになって言いたいことが言えるようになって、思い切った表現をしながら、多くの方に届くコラムを書けているのは、ひょっとしたらあの局アナ時代に言えなかった思いや取材内容を、今の立場でぶつけたくなっているのかもしれませんね。
さて、人工透析の話について。
小難しい話になりますので、興味のない方は今日のコラムは読み飛ばしてください。
皆さん、人工透析病棟って行かれたことはありますか?私は何か所も…それこそ、本州以外も含めて取材をさせていただいたことがあります。
腎機能の低下した患者さんが、外部の機器を使ってでも、今でも元気に生活が出来る。素晴らしいシステムだ、と伝えた記憶があります。
しかし、日がたつにつれ、病院内の…現場内の多くの医師たちから
「人工透析と延命治療ほど、日本の闇を表している治療はありませんよ!」
という怒りと叫びを耳にする機会が増えました。先ほど紹介したJ-CASTニュースさんの記事の〆部分には
「長谷川さんの主張はどれほど事実に沿ったものなのか。日本透析医学会の公開データ「わが国の慢性透析療法の現況」によると、14年末時点での原因疾患の割合は糖尿病性腎症が38.1%、慢性糸球体腎炎が31.3%、腎硬化症が9.1%となっている」
と記されています。また、fujiponさんの記事内には2011年という…ちょっと古いデータが使われていますね。
「生活習慣病由来の透析患者さんはそれなりの数にはなりますが、(自業自得の患者が)8~9割というのはあまりにも高すぎる」
「読むだけで胸糞悪くなってしまうような長谷川さんのエントリ」
と記されているのですが、まぁまぁ(笑)。どうか胸糞悪くならずに読んでください。
こちらが最新のデータですね。J-CASTニュースさんは学会の資料の11ページ目を見たんじゃない?これでしょ?

…ちゃんと見たい人もいるか。11ページ目だけ、リンク張っとこう。こちら。
少し解説しますね。
2型糖尿病が原因で新しく透析になる人は、2014年の最新データで約45パーセントもいます。
大変申し訳ないことですがはっきりと言わせてください。現場の医師に言わせれば、少なくとも彼らのほとんどは間違いなく「自分が悪い」ので透析になった患者です。ピーチクパーチクとうるさい人もいるでしょうから、ちょっと説明が必要なのですが、それは後で言いますね。
で、もう一つ腎硬化症という病気があって、これは高血圧が原因でなる病気です。高血圧も塩分の摂り過ぎや肥満、運動不足が原因なので(もちろん体質もありますが)、これも15パーセント近くを占めている自業自得病というのが現場の医師たちの正直な判断です。
ここで大切なのが「透析」まで至るってどれほどのもんなんだよってことです。
上記した合計およそ60%の患者さんは、それに至るまでに、相当の「注意」を医師たちからされています。
もちろん、全部税金で賄われること、とても苦しいこと。あまりにも危険な状態なのでとにかく気を付けるべきこと。そして、その気を付け方から食事・運動に至るまで、必死の説明を医師たちはしてくれることがほとんどだと思っておいてください。
もちろん、私はその説明現場を取材させてもらっています。
中には丁寧に説明をしてくれる医師たちに対して、あからさまに面倒くさそうな態度を取ったり、ひどいものになると、医師を罵倒し、威圧してくる患者までいます。
上記したおよそ60%ほどの患者は、現場の医師たちは、基本的に「救える命は救おう!」と頑張ってくれてはいますが、本音の部分を聞くと「正直言って全く同情できません」と全員が言います。これも、私は話を数人の医師に聞いた程度ではありません。秘匿義務はありますが、誰が聞いても「ちゃんと取材している」と断言できる人数にヒアリングしています。
医師の忠告を無視し、その後、何度も避けられる可能性がありながら、それでも改善せずに、最後の最後の行き着く先が
「人工透析」
という治療行為なのです。皆さん、ちょっと人工透析をなめすぎです。「そこ」まで至る患者ってのは、医師たちに言わせれば、本当にあまりにも「ふざけた患者」たちなのです。ある医師などは、私の取材に対し「こんなことをやっていたら日本の医療に未来はありません」と切実に訴えてらっしゃいました。
さて、話を進めましょう。
残り4割ほどの患者の中でも、確かに取材した医師の中にはごくごく少数ですが
「40%は、その腎臓の病気の発症に関しては、ほぼ非はないと思います」
とおっしゃる先生も確かにいらっしゃいました。しかし、その先生も、他の医師の方々と同じで
「とは言え、もちろん、努力すれば残りの40%も透析じゃなくなったり、透析になるのが遅くなったりはできます」
と断言。
他の医師も同じ見解です。
「慢性糸球体腎炎という病気も、ちゃんと定期的に検査にいって、コントロールができていれば透析導入にならずにすむ人も多いです」
印象に残っているコメントはこちら。
「私たち医療の現場では、先輩方から糖尿の障害について「しめじ」を教わるのです。つまり「し」んけい・「め(目)」・「じ」んぞう、の順に障害がくる。もちろん、個人差はありますが。なので「人口透析」を導入する所までいく人ってのは、糖尿になっても自覚がうすく、コンプライアンスが悪い人が最終的にいきつく場所だと言わざるを得ないのです」
先生方の話を総括すると、2型糖尿病や腎硬化症以外の4割くらいの患者さんも、その半数以上が「本当に医師の言う通りの努力を怠らなければ」人工透析までいかなくて済むと感じている医師たちがほとんどだったのです。
そこで、私はコラムに書きました。
実際に人工透析を受けている患者さんの8~9割が自業自得なんじゃないの?って。
何か反論ある?fujiponさん。
fujiponさん、あなた…現役の医師なんでしょ?ネットをカタカタ叩いてあんな古いデータ持ち出してないで、ちゃんと最新のデータで論じましょう。それくらい出来るでしょうが。
私のコラムを読んで胸糞悪くなってる暇があったらもうちょっと現場で人に話を聞きな。絶対に私と同じこと言うから。汗をかけ、汗を。
■■■■■■■■■■■■
私は、炎上ってとても素晴らしいものだと思っています。
だって拡散できるのだから。
私はネットに全然詳しくないし、拡散とかよく分からないし。
でも、一人でも多くの人に知ってほしいのです。一人でも多くの方々に考えてほしいのです。
その為には…これはもう何度も何度も同じことを書いてきているのだけれど…「ハセガワという極論を言うバカ」を叩いてスカッとしながらでも全然いいのです。
「ハセガワ」をバカにしながら、それでもみんなで少しでも知って考えることが大事なんです。
それくらい、今の日本の経済状況や社会状況って悪くなっているんです。それは前回のコラムにも詳しく書きましたね。出来れば読んでおいてください。
取材者の秘匿義務もあるし、出来るだけ若い方々にも読みやすいように内容をすっ飛ばして書き連ねるところは多々ありますが、私はこういうブログを書くとき、ウソや適当なことは絶対に書きません。
それでも「現場をもっと取材してから書かれたらどうですか?」とか、14年間ニュースを伝え続けてきた私にのたまう大変頭のいい方がいらっしゃるのであれば、私は逃げも隠れもしないので、私の「公式チャンネル」にでも遊びに来てください。なんなら、私を応援する現場の医師たち、15人くらい、呼んできてやろうか?参考になる話、たくさん聞けるぜ?
わずか10%や20%かも知れない、30%かも知れない。
ご自身に全く非もない中、腎臓を悪くされ、人工透析を行っている患者・またご家族の皆さん。
私はあなた方を何度も取材しています。あなた方がどれだけ苦しいのかどれだけ悲しい思いをされているか?ネットで私の悪口を書くしか能のないバカたちより、あなた方の現実はちゃんと分かっています。
あなたがたは、守られるべきなのです。
しかし、圧倒的に人数の多い、あまりにも「自業自得的要素の強い悪質な患者」たちによって、あなた方まで偏見で見られる。「こいつら税金食いつぶしているな」と見られる。
本来、そんなことあっちゃいけない。
自分の過失のない患者さんや、同情すべき部分の多い患者さんは、社会全体で守らなければいけないのです。
そのためにも!
私はもう一度言う!
「自業自得」とはっきり判断できるレベルの人工透析患者など、全額自己負担にせよ!
■バカ老人が病院でお茶会をするために、若者たちから金を搾取る国=日本を改善せよ! 叩きなおすべきは「社会保障給付費」だ!!(9月13日)
■自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!(9月19日)
■繰り返す!日本の保険システムと年金システムは官僚から取り上げ民間に落とせ!(9月20日)
とりわけ、人工透析患者への医療費の闇に切り込んだ19日のコラムには多くの反響をいただき、各媒体で取り上げていただき感謝しています。本当に、まずは「知り」、まずは「考える」ことから始めなければね。
■「自堕落な生活で人工透析やってる連中なんか全員殺せ」 長谷川豊ブログ・発言が物議(J-CASTニュース)
こちらはJ-CASTニュースさんが取り上げてくれた記事です。比較的バランスよく冷静に書いてくれているのがさすが。Yahooニュースにもしていただき、多くの方々のお声を頂きました。
■長谷川豊さんの「自業自得の人工透析患者」論と「自分はつねにアリの側である」と信じられる人(fujipon)
こちらはBLOGOSにも転載されていたfujiponさんの記事。とても読みごたえがあります。現役の内科医さんなのかな…?私とは全く違った視点を提示してくれています。
今の日本の社会保障給付のシステムはあまりにも狂っています。
これはみんなで取り上げて、みんなで考えて、みんなで是正していかなければいけないところまで確実に来ています。
私は2001年頃より、最初は年金から始まりましたが、あまりにズサンで情けない社会保障給付費の使われ方を、テレビ上で糾弾してきた…たぶん急先鋒の人間です。
今、フリーになって言いたいことが言えるようになって、思い切った表現をしながら、多くの方に届くコラムを書けているのは、ひょっとしたらあの局アナ時代に言えなかった思いや取材内容を、今の立場でぶつけたくなっているのかもしれませんね。
さて、人工透析の話について。
小難しい話になりますので、興味のない方は今日のコラムは読み飛ばしてください。
皆さん、人工透析病棟って行かれたことはありますか?私は何か所も…それこそ、本州以外も含めて取材をさせていただいたことがあります。
腎機能の低下した患者さんが、外部の機器を使ってでも、今でも元気に生活が出来る。素晴らしいシステムだ、と伝えた記憶があります。
しかし、日がたつにつれ、病院内の…現場内の多くの医師たちから
「人工透析と延命治療ほど、日本の闇を表している治療はありませんよ!」
という怒りと叫びを耳にする機会が増えました。先ほど紹介したJ-CASTニュースさんの記事の〆部分には
「長谷川さんの主張はどれほど事実に沿ったものなのか。日本透析医学会の公開データ「わが国の慢性透析療法の現況」によると、14年末時点での原因疾患の割合は糖尿病性腎症が38.1%、慢性糸球体腎炎が31.3%、腎硬化症が9.1%となっている」
と記されています。また、fujiponさんの記事内には2011年という…ちょっと古いデータが使われていますね。
「生活習慣病由来の透析患者さんはそれなりの数にはなりますが、(自業自得の患者が)8~9割というのはあまりにも高すぎる」
「読むだけで胸糞悪くなってしまうような長谷川さんのエントリ」
と記されているのですが、まぁまぁ(笑)。どうか胸糞悪くならずに読んでください。
こちらが最新のデータですね。J-CASTニュースさんは学会の資料の11ページ目を見たんじゃない?これでしょ?
…ちゃんと見たい人もいるか。11ページ目だけ、リンク張っとこう。こちら。
少し解説しますね。
2型糖尿病が原因で新しく透析になる人は、2014年の最新データで約45パーセントもいます。
大変申し訳ないことですがはっきりと言わせてください。現場の医師に言わせれば、少なくとも彼らのほとんどは間違いなく「自分が悪い」ので透析になった患者です。ピーチクパーチクとうるさい人もいるでしょうから、ちょっと説明が必要なのですが、それは後で言いますね。
で、もう一つ腎硬化症という病気があって、これは高血圧が原因でなる病気です。高血圧も塩分の摂り過ぎや肥満、運動不足が原因なので(もちろん体質もありますが)、これも15パーセント近くを占めている自業自得病というのが現場の医師たちの正直な判断です。
ここで大切なのが「透析」まで至るってどれほどのもんなんだよってことです。
上記した合計およそ60%の患者さんは、それに至るまでに、相当の「注意」を医師たちからされています。
もちろん、全部税金で賄われること、とても苦しいこと。あまりにも危険な状態なのでとにかく気を付けるべきこと。そして、その気を付け方から食事・運動に至るまで、必死の説明を医師たちはしてくれることがほとんどだと思っておいてください。
もちろん、私はその説明現場を取材させてもらっています。
中には丁寧に説明をしてくれる医師たちに対して、あからさまに面倒くさそうな態度を取ったり、ひどいものになると、医師を罵倒し、威圧してくる患者までいます。
上記したおよそ60%ほどの患者は、現場の医師たちは、基本的に「救える命は救おう!」と頑張ってくれてはいますが、本音の部分を聞くと「正直言って全く同情できません」と全員が言います。これも、私は話を数人の医師に聞いた程度ではありません。秘匿義務はありますが、誰が聞いても「ちゃんと取材している」と断言できる人数にヒアリングしています。
医師の忠告を無視し、その後、何度も避けられる可能性がありながら、それでも改善せずに、最後の最後の行き着く先が
「人工透析」
という治療行為なのです。皆さん、ちょっと人工透析をなめすぎです。「そこ」まで至る患者ってのは、医師たちに言わせれば、本当にあまりにも「ふざけた患者」たちなのです。ある医師などは、私の取材に対し「こんなことをやっていたら日本の医療に未来はありません」と切実に訴えてらっしゃいました。
さて、話を進めましょう。
残り4割ほどの患者の中でも、確かに取材した医師の中にはごくごく少数ですが
「40%は、その腎臓の病気の発症に関しては、ほぼ非はないと思います」
とおっしゃる先生も確かにいらっしゃいました。しかし、その先生も、他の医師の方々と同じで
「とは言え、もちろん、努力すれば残りの40%も透析じゃなくなったり、透析になるのが遅くなったりはできます」
と断言。
他の医師も同じ見解です。
「慢性糸球体腎炎という病気も、ちゃんと定期的に検査にいって、コントロールができていれば透析導入にならずにすむ人も多いです」
印象に残っているコメントはこちら。
「私たち医療の現場では、先輩方から糖尿の障害について「しめじ」を教わるのです。つまり「し」んけい・「め(目)」・「じ」んぞう、の順に障害がくる。もちろん、個人差はありますが。なので「人口透析」を導入する所までいく人ってのは、糖尿になっても自覚がうすく、コンプライアンスが悪い人が最終的にいきつく場所だと言わざるを得ないのです」
先生方の話を総括すると、2型糖尿病や腎硬化症以外の4割くらいの患者さんも、その半数以上が「本当に医師の言う通りの努力を怠らなければ」人工透析までいかなくて済むと感じている医師たちがほとんどだったのです。
そこで、私はコラムに書きました。
実際に人工透析を受けている患者さんの8~9割が自業自得なんじゃないの?って。
何か反論ある?fujiponさん。
fujiponさん、あなた…現役の医師なんでしょ?ネットをカタカタ叩いてあんな古いデータ持ち出してないで、ちゃんと最新のデータで論じましょう。それくらい出来るでしょうが。
私のコラムを読んで胸糞悪くなってる暇があったらもうちょっと現場で人に話を聞きな。絶対に私と同じこと言うから。汗をかけ、汗を。
■■■■■■■■■■■■
私は、炎上ってとても素晴らしいものだと思っています。
だって拡散できるのだから。
私はネットに全然詳しくないし、拡散とかよく分からないし。
でも、一人でも多くの人に知ってほしいのです。一人でも多くの方々に考えてほしいのです。
その為には…これはもう何度も何度も同じことを書いてきているのだけれど…「ハセガワという極論を言うバカ」を叩いてスカッとしながらでも全然いいのです。
「ハセガワ」をバカにしながら、それでもみんなで少しでも知って考えることが大事なんです。
それくらい、今の日本の経済状況や社会状況って悪くなっているんです。それは前回のコラムにも詳しく書きましたね。出来れば読んでおいてください。
取材者の秘匿義務もあるし、出来るだけ若い方々にも読みやすいように内容をすっ飛ばして書き連ねるところは多々ありますが、私はこういうブログを書くとき、ウソや適当なことは絶対に書きません。
それでも「現場をもっと取材してから書かれたらどうですか?」とか、14年間ニュースを伝え続けてきた私にのたまう大変頭のいい方がいらっしゃるのであれば、私は逃げも隠れもしないので、私の「公式チャンネル」にでも遊びに来てください。なんなら、私を応援する現場の医師たち、15人くらい、呼んできてやろうか?参考になる話、たくさん聞けるぜ?
わずか10%や20%かも知れない、30%かも知れない。
ご自身に全く非もない中、腎臓を悪くされ、人工透析を行っている患者・またご家族の皆さん。
私はあなた方を何度も取材しています。あなた方がどれだけ苦しいのかどれだけ悲しい思いをされているか?ネットで私の悪口を書くしか能のないバカたちより、あなた方の現実はちゃんと分かっています。
あなたがたは、守られるべきなのです。
しかし、圧倒的に人数の多い、あまりにも「自業自得的要素の強い悪質な患者」たちによって、あなた方まで偏見で見られる。「こいつら税金食いつぶしているな」と見られる。
本来、そんなことあっちゃいけない。
自分の過失のない患者さんや、同情すべき部分の多い患者さんは、社会全体で守らなければいけないのです。
そのためにも!
私はもう一度言う!
「自業自得」とはっきり判断できるレベルの人工透析患者など、全額自己負担にせよ!
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産まれた段階から格差はあるんです。そんなのは誰だって知っている事です。苦手な事があったらそれを克服しようと努力しなければいけないんです。知識がないなら知識をつければいいんです。いつまでも周り・社会のせいにして自分の怠けを認めたくない人の言い訳にしか聞こえません。「知りませんでした」って言い訳は企業では通じませんよね?だったら自分で調べるなり誰かに聞けってなりますよね?社会も同じではないでしょうか。おまけに今回取り上げられている人工透析においては、大概が生活習慣病が起因しているんですよね。原因も予防も今ならどこでも手に入れられる知識ですよね。よもや今の世の中、不摂生していて健康面に何も影響がある訳がないなんて思っている人っていないくらい常識ですよね。「頑張ったって出来ない」人は要するに意志が弱いんですよね。障害を持っている方、鬱になってしまうなどの病気は別ですが。大人は自己責任を負うものです。だからこそ沢山の権利を持つのです。そんなのは当たり前のことです。その中で、自分では回避不可能な事象を抱えた人のみは救済措置があるべきだと思います。そんな社会は冷たいとかいう方もいるかもしれませんが、甘えるなって思います。権利ばかり主張する前に自分を振り返り、努力すべきです。そして努力は他人に認めてもらって初めて価値を持つのです。それは貧乏という事にも通じることです。
我々国民一人ひとりが問題意識を持ち、老化・病気・寿命についての考えを変える必要があるでしょう。
お金がかかるのは透析だけではありません。医療費を多く使っている分野の1位と2位は悪性新生物と脳心血管疾患です。
長谷川さんが以前おっしゃられていたオプジーボもそうですが、他にもたくさん高額医療はあります。
循環器で言うと、カテーテル治療。ステント1本30万円です。2013年から保険適用となった経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)。カテーテルと人工弁のシステムで一つなんと450万円!
以前だと心臓を一回停止させ、人工心肺を駆動させて行っていた手術が、TAVIの技術によりカテーテルを用いて施行できるようになりました。画期的な医療の進歩です。
TAVIの適応となる大動脈弁狭窄は高齢者の疾患であり、今後も患者数は増加していくでしょう。
以下の仮想症例についてどう思われますか?
94歳の認知症のない小柄で痩身のおばあちゃんが重度の大動脈弁狭窄症による心不全で入院となりました。心臓以外は健康です。人工弁に変えると症状が劇的に改善すると予想され、一方それをしなければ数ヶ月以内に心不全で死亡すると予想されます。高齢であり従来の胸開手術はリスクが高すぎます。家族及び本人はTAVIの治療を強く希望しております。
医療器具のコストだけで450万円かかる「TAVI」しますか??
医療現場では、上記のような医療費と患者背景との葛藤のなかで、その都度、医療的社会的に妥当だと思われる判断が要求されます。
日本循環器学会のガイドラインでは細かく適応が書かれておりますが、年齢に関しては言及されておりません。
TAVIの例だけではありません。金額の大小、症例数の大小に差こそあれ、医療において常に「適応」の判断がせまられます。簡単ではありません。
医療を期待するあまり、「寿命」をあきらめられない人が多いのも事実です。
本人の意思と関係ない病は除いてのハナシ。
自堕落な生活の末の病
患者、医療側共に多額の医療費にもかかわらずその自覚なし
お金を払わずにサービスが悪いとわがまま言い放題のお客様を
ニコニコと受け入れる医療側にも問題多し!
とりあえず医療ネタ弄ってみましたというような軽いものでなく、きちんと仕事としてやりたいのもマジなのだろうしね。
これで、日本中に「糖尿病」の恐ろしさと「人工透析」のための無駄遣いが広まりました!
少しでも、この病気にかかる人が少なくなれば、それは日本のためになります。
無駄な診療に行くことも、適当に出している処方箋も、どんどん取り上げていただきたいです。
私は、人間ドックなどの検査のやりすぎが病気を作っていると信じております。
もう20年も健康診断はしておりません。当然、どこも悪くありません。
元気でせっせと稼ぎ、どんどん健康保険料を納めております。
これからも、どんどん書いてくださいませ!
今回のブログは長谷川さんの言う通りかなと思います。
そこで今長谷川さんが理事を務めている医信のことなんですが、メンバーは若手の医者しかいないのでしょうか?HP見てみたらそれ以外の人も何人かはいるようですが。僕は政治家とか呼んで見たらどうかなと思います。やっぱり社会保障などの財政を変えられることができるのは政治家でしょうし。いっそのこと小泉進次郎さんなどを呼んだりして政治にもそういう声が広まるようにできるといいかもしれません。どちらにしろこういうものは一般社会にも政治にも日本国民に知らせないといけないと思います。下手な文章になってしまいましたが、そう思いました。
普通、テレビでも電卓でもパソコン、スマホでも、冷蔵庫、エアコンなどでも当初は驚くほど高く(すべてリアルタイムで知っているわけではありませんが)徐々に安くなっていく。
安くなるだけでなく小型化されたり薄型にになったり、性能面も当初など論外というくらい改良されます。
改良されたうえ安くなり高校生のバイトで買えるくらいになります。
なのに何で人工透析はいつまでも高いんでしょう。現代医学は日進月歩だとか言いますが、これでは日進月歩でもなんでもありません。
音楽好きの私は昔、いろいろな機能付の小型キーボードを7万円で購入したことがありますが、今思えばオモチャであり、今なら7千円だって誰も買いませんよ。
話が別のように思われるかも知しれませんが人工透析も機器製作とその品質改良及びそれによる普及とコスト削減、その機器を操作する簡易性が求められるはずです。
一般家電などから軍事技術まで機械、機器、要するに科学技術とはそういうものでなければいけないはずです。
長谷川さんがプロの取材者、ジャーナリスト、それに伴いプロの問題提起・情報発信者であるなら、自業自得だから死ねとか全額自己負担せよとして、言ってやりましたよ、という前に、何ゆえにそんなにいつまでも高額なのか?という観点で掘り下げてみようと思わないのでしょうか。それが不思議です。
この間の記事で「患者が金に見える!」と書いてらっしゃった医師が、透析不用の患者を次々と透析送り(正しい維持治療をほどこさず)にしているという部分も突っ込んであげて欲しいですね。
賛否両論色々あると思いますが、シンプルではっきりとした意見、すごくいいと思います。
現場にいるものとして、他の具体例を提示したいと思います。
①去痰薬を数種類処方されており、
「咳・痰多いけど、たばこ止められないんだよねー」と言うヘビースモーカーの患者。
②内服薬フルコースに加え、インスリン投与もされていながら、
「甘いもの、ついついつまんでしまうんです。運動もおっくうで…」と言う糖尿病肥満患者。
③月1回来るように指導しても受診せず、数ヶ月に1回来て、
「やっぱ薬飲まないと血圧上がるから薬下さいよ」と言う高血圧患者。
④「もうちょっとで寿命だから、好きに酒飲ませてよ。薬もちゃんと飲むからさー」と言うアルコール性肝炎の患者。
このような患者はざらにいます。
医療関係者以外の方々からみて、上記のような患者はどう思われるでしょうか。
問題は、この患者達の治療費も当然ながら、「主に7割は、国民の税金が使われている」ということです。
私は、こういう患者達にははっきり伝え、厳しく接しているつもりです。揉めることはありますが。
あえて過激な書き方で議論を巻き起こそうとしてるのでしょうが、そりやぁ炎上するでしょうね。
最初からこういう丁寧な説明があれば誤解を招くことはないでしょうけど。
世の中、長谷川さんの文章を読み解く力が無い人もたくさんいます(私もあまり自信はないです)。だから誤解を招いて長谷川さんの意見が届かないこともあると思い残念です。だからといって最初から過激な書き方でなく、今回のような丁寧な説明であれば話題性は落ちてしまいます。難しいですね。
医信の理事に就任されたのをきっかけに医療保険制度問題に切り込んだと思っています(当然以前から問題提起されていたと思いますが)。
以前にもちらっと書かせていただきましたが、医信の活動には期待してます。ただ、若い!若すぎる!
現場の経験が少ないはずなのでちょっと不安があり、若干冷めた目で見てしまいます。長谷川さん!その豊富な知識、経験でサポートお願いします!(外野から偉そうですいません)
ある日突然インスリンの自己注射なしでは生きていけない体になりました。
それでもなんとかha1cは6%台でやっています。
病院に行くたび、こんなに2型の糖尿病患者がいるのかと、毎回驚きます。
長谷川さんの意見にすべて賛同できるわけではありませんが、2型と1型を区別して記載していることがよく分かり、とても好感を持てます。
糖尿病は、唯一自分の強い意志と知識で治療できる病気であること、1型の2型というまったく発症原因が違う種類があること、これらがもっと世間に理解されればありがたいです。
「官から民へ」一見いい響きですが、本当にそれでよい社会になりますか?
民間保険会社は営利目的ですので、儲からない保険プランは作らないし、契約はしません。儲かってこその社会貢献ですよね。だから貧乏人が病気で苦しんでいても、「民間」が身を削ってまで助けるなんてことは絶対ないでしょう。
遺伝的素因のある疾患はたくさんあります。契約時点で健康であっても、遺伝的・環境的にハイリスクであれば保険料が高騰する可能性だってありえます。それって個人の努力の範疇外ですよね。家族の保険料を払うために困窮する人々も出てくるでしょう。
階級間の社会的軋轢が生じますよ。そんな社会でいいんですか?
7.特定の集団を攻撃しても社会にとって何のプラスにもならない
4つのグループを想定してみましょう。
A 高額納税で健康
B 高額納税で高額医療費
C 低額納税で健康
D 低額納税で高額医療費
グループAは税金の分配において、不公平感を持っているかもしれません。
例えば、グループDの中の「自業自得」患者達全員を殺すとしましょう。A及びCの健康な納税者の不公平感をスカッとさせることはできるかもしれません。
しかし、それをして何になるのでしょう?不公平なんて探せばいくらでも出てきます。是正できることは是正すべきでしょうが、医療保険制度は必ず税金分配の不均衡が生じます。
大事なことは、老人も若者も医療に関して安心して生活できる、継続可能な医療社会保障システムを構築し、社会を作ることではないでしょうか?
自己責任論を盾に弱者を殺しても問題は改善されません。教育、患者指導、貧困対策・疫学・公衆衛生学的アプローチを地道にしていくしかないのです。もちろんシステムの改善も必要だと思います。
どうかお考えを改めてください。格差が広がり、弱者を排除するような殺伐とした日本になってほしくないです。
長谷川さんの記事において、貧困格差・健康格差の問題は無視できません。
アメリカでは貧困層ほど肥満が多いと報告されています。インテリジェンスが低い、教育が不十分… 色々な背景となる問題があります。
インテリジェンスが高く、大卒で、高収入、情報を得て、取捨選択し、適切な判断と行動ができる。という人ばかりではないのです。
4.自業自得の透析患者を殺して日本の医療費増大の問題が解決されるか?
10万人の透析患者を殺してもセーブできるお金は5000億円です。根本的な解決にはならないですよね。
では、人工透析以外の患者で「自己責任」を追及する病傷を探してみましょう。
不注意運転での交通事故、組み体操のピラミッドで骨折(危険を承知でしたから)、生活習慣病を併発している心筋梗塞・脳梗塞、検診・人間ドックを怠ったがゆえに発見が遅れた進行癌。
長谷川さんは自己責任をどこまで適用するべきと思いますか?そして発病・受傷と患者の行動とに因果関係を証明できますか?裁判ばっかりの社会になりますよ。
5.目指すべき社会像
長谷川さんが考える、「目指すべき社会」とはなんですか?
医療費削減のために自己責任を問う社会は、「目指すべき社会」ですか? 若者が安心して結婚・子作りできる社会になりますか?
病気・怪我をすると自己責任が問われる社会で、誰が将来を安心できますか?不安だらけですよ。ますます少子化が進みますよね。殺伐とした社会になると思いますよ。
しかし、長谷川さんが提示した上記問題の解決策及び透析患者に対する考えは間違っています。1~7まで項目を作成し説明していきます。
1.人工透析患者の8~9割が自業自得。
日本透析学会のデータでは、人工透析の原疾患の60%が糖尿病性腎症と腎硬化症です。約32万人いる人工透析患者のうち19万人となりますね。ではこの19万人のうち「自業自得」とはっきり判断できるレベルの患者はどれくらいいるでしょうか? 19万人全員が自業自得なはずはないと思います。合計8割にしようとして、
60%の患者全員+残り40%の半分=80%
という式を立てていますが、無理がありますね。
では、仮にそうだとして、32万人の80%, 25.6万人に「透析中止することであたなを殺します。1週間以内に溢水で心不全、肺水腫で死にます。」と言えますか?やったひとは殺人罪に問われないですかね?相当な虐殺ですよ。
2.「自業自得」の判断基準
感覚的に「この患者は絶対に自業自得だよね」って言うことはできます。腹が立つこともあるでしょう。
しかし法を犯してもいないのに、生かすか殺すかを決める基準を設定し、透析患者を殺すなんて普通の国家じゃないですよ。
殺人犯に死刑を判決するのでも何年もかかるのに、法も犯さず、ただ不摂生をしたというだけで、殺してもいいのですか? 人権の感覚が狂っているとしか思えません。
それに「自業自得」は白黒はっきりさせられるものではありません。自己責任30%とかって決めるんですか?
交通事故の保険じゃないんだから無理でしょ(笑)当事者は絶対納得できないでしょうね。
炎上の手本ですわ。
でも逆に言えば、これが炎上しなかったらある意味『ガチでヤバイ』ということ。
どっちの言い分も分かるし、
気持ちも理解できるし。
立場が変われば視点が変わり意見も変わる。
事実は一つでもその解釈は人の数ほど…。
じゃあどーしたらイイんだよ⁉︎
ってなった時《ぜ〜んぶ中略》すれば、
若い奴等が投票ー選挙に参加ーするしかないんじゃないの?
とにかく【マツリゴト=日本の未来】に興味・関心を持ってもらうしかない‼︎
そーすれば「ネット投票」や「ボルダルール」の採用など、選挙そのものが進化を遂げる可能性もある。
私は、透析患者です。透析を始めて間もなく10年になります。
IgA腎症という、一種の免疫不全から糸球体腎炎を発症し透析導入に至りました。
死に物狂いの食餌療法を行いましたが、腎臓病は一旦悪くなり始めると二度と元には戻らない不可逆性の病です。家族の協力も得て頑張りましたが、結局、透析に至ってしまいました。
こんな私から見ましても、長谷川さんの意見はいちいち首肯できます。
実際に透析を始めてみますと、周りに糖尿病起因の患者さんが多いことがよくわかります。もちろん、1型糖尿病だった気の毒な方もいらっしゃるでしょうけど、やはり2型の方が多いんじゃないかと思います。結構な体格の方ばかりですし。
透析にかかる医療費の自己負担は、特例によって最大でも月2万円です。
一方で医療機関が保険で請求する医療費は月約40万円です。
年間一人当たり約500万円、日本の透析患者数は年々増え続けて今や30万人超。
年間合計1兆5,000億円にものぼります。
そういうお金で生かしてもらっているんだ、という気持ち(ある種の後ろめたさ)を持ちながら今日まで生きてきました。
しかし、透析に至ってもなおわがまま放題の人など、おかしな患者をよく見かけます。
そういう人たちを見ていると、自己責任原則を当てはめて、医療費負担額の見直しを図るべきだと強く思います。
透析に限らず、「ちょっとしたこと」で病院に入り浸る人(老人か否か関わらず)にも同様に見直すべきでしょう。
医師会の組織票や高齢者世代の評価を気にせず、このような"聖域"に手を入れる政治家がいれば、迷わず投票するんですが。。。
バッシング覚悟の上で本音で語れる人間はそういません。
綺麗ごとしか言わないテレビ関係の人間や政治家にはホントにイライラします。
長谷川さんあなたには日本を変える力がある
全力で応援してます!