レイズ戦に先発したヤンキース・田中=タンパ(共同)【拡大】
レイズ5-11ヤンキース(21日、セントピーターズバーグ)先発したヤンキース・田中将大投手(27)は、6回7安打4失点で降板。三回には1イニング4本の本塁打を許すなど、防御率を3・07としたが、リーグトップを守った。打線の援護に恵まれ、メジャー自己最多となる14勝目(4敗)を挙げた。
田中は一回、二回を無失点に抑える立ち上がり。打線も好投する田中に応え、二回までに大量7点を奪って援護した。
しかし三回、田中は先頭のウィルソンに甘く入った初球をとらえられ、左翼席へソロを打たれた。その後、二死としたがそこからロンゴリア、ミラー、ディカーソンと3者連続本塁打を浴び、この回4失点。メジャー自己ワーストとなる1イニング4発の本塁打を許してしまった。
その後は何とか持ち直し六回まで得点を与えず。打線が六回に奪った1点を加え、田中は4点リードでマウンドを降りた。これで2・97でア・リーグトップだった防御率を3・07としてしまったが、同3・03で2位だったセール(ホワイトソックス)も同日に行われた試合に登板し、4回6失点と防御率を悪化させてしまい、何とか田中がトップを守った。
試合はこの後、九回に打線が3点を加え、11-5で勝利。田中はメジャー自己最多となる14勝目を手にした。