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 大阪市内で山口組系組員が凶器を持って集合したとされる事件で、大阪府警は31日、ミナミの神戸山口組組員への暴行に関与したとして、山口組直系団体・一心会(大阪市中央区)会長の能塚恵(めぐみ)容疑者(55)ら11人を傷害などの疑いで再逮捕し、発表した。能塚容疑者は「身に覚えがない」と否認しているという。

 捜査4課によると、能塚容疑者らは昨年12月17日、中央区宗右衛門町の路上で、神戸山口組の組員2人をゴルフクラブで殴り、10日間と1カ月間のけがをさせるなどした疑いがある。

 府警はこの日、凶器を持った組員を集めたとして、山口組直系の秋良(あきら)連合会(大阪市浪速区)会長の秋良東力(とうりき)容疑者(59)を凶器準備結集容疑で指名手配したことを明らかにした。