メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

慣用句の理解度 「確信犯」わずか17%

慣用句などの意味(%は回答率)

 文化庁が21日発表した2015年度「国語に関する世論調査」では、慣用句の理解度についても調べた。「確信犯」という言葉は本来、「政治や宗教などの信念に基づいて正しいと信じてなされる行為や犯罪、またはその行為をする人」という意味だが、正しく理解している人は17.0%。「悪いことであると分かっていながらなされる行為、または行為をする人」と誤解している人は69.4%にのぼった。文化庁によると「故意犯」の意味で使われ始め、誤った解釈が広まったとみられる。

 「眠りから覚めたときの気分が悪いこと」について、本来の言い方の「寝覚めが悪い」を使う人は37.1%で、正しい使い方ではない「目覚めが悪い」は57.9%に上った。

 「混乱したさま」を、「上を下への大騒ぎ」と正しい使い方をする人は22.5%にとどまり、「上や下への大騒ぎ」を使う人が60.8%に達した。【佐々木洋】

関連記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ポケモンGO 珍しいキャラが…お台場に殺到、トラブルに
  2. 豊洲市場 石原氏「間もなく84歳、報道対応差し控える」
  3. 大坂の陣 迫真ルポ 秀頼が裏切り者を城壁から突き落とす
  4. 映画興行成績 「君の名は。」がV4 累計興行収入100億円が視野に
  5. 近鉄 ダイヤ乱れ客と口論の車掌 地上に落ち骨折 東大阪

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです

[PR]