業田良家「自虐の詩」は「読まないと人生損」だとか「これを読まずして4コマを語るな」みたいな文脈でよく語られるんだけど、
上巻はただひたすら同じネタの繰り返しで読むのが苦行レベル。たいして笑えもしない、同じ内容の4コマを延々読まされる。これ、いつまで続くんだ…地獄…って感じ。
熊本さんが登場してからは圧倒的に面白くなるんだけど、やっぱり前半のあの同じネタの繰り返しはキツい。前半は大幅カットして単行本化したほうがいいんじゃないか。
あと、みんな揃って「涙が止まらない」というラストシーンは、全く泣けなかった。あれだけ壮絶な展開を見せたので、どう落とし前つけるのかと期待しまくったし、みんながみんな「泣ける」というので俺の中でハードルが上がりすぎた。期待しすぎただけに、案外平凡な終わり方だな…という印象。
高校の頃に読んでこの感想だったので、大人になり高校の頃より涙もろくなった(というか人一倍涙もろい)今、ある程度自虐の詩の内容を忘れた上で最近久しぶりに読んだんだけど、やっぱり同じ感想になった。
他の業田良家作品は大好物なんだけど、自虐の詩だけはどうしてもイマイチ感が…でも熊本さんの出る回は好き。
あずまきよひこ「あずまんが大王」は、登場時4コマ界に与えた衝撃ったらなかったことは認めるし、実際当時に衝撃を受けた世代真っ只中だ。
もちろん、こんな4コマ今まで見たことない!とおもったし、滅茶苦茶ハマった。
単行本の帯には「ハマる人はハマるし、理解できない人には一切理解されない4コマ漫画」みたいな売り文句が書いてあった。
今読めば全くいたって普通の4コマだし、そこまで絵がオタク臭くないのですんなり読めるのだが
やっぱり当時には新感覚すぎる新しい4コマだった。「美少女日常4コマ」という今までに存在しなかった漫画を発明してしまったのだ。初めて見る内容に、全く理解が追い付かなかった人もたくさんいたことは想像に難くない。
あずまんが大王が凄い作品だったが、そのあとに雨後の筍のごとく乱立した美少女日常4コマはクソの山でしかない。
あずまんが大王の模範というか、丸パクリでしかない。中には、あずまんが大王のキャラ設定そのままの作品まである。
模範とパクリばかりで、あずまんが大王から何も進化がない。どの作品を読んでも、絵が若干違うだけでどれも内容が同じ。
「まんがタイム」のようなファミリー4コマ雑誌が美少女日常4コマ専門誌になって久しいが、どのページをめくっても同じことしか書いていない。
見るだけ時間の無駄である。暇潰しにもならない。ゴミ中のゴミ。キングオブクソである。
あんなもん楽しんでるやつなんて、あずまんが大王を知らない幼稚なクソガキのオタクだけだろう。
あずまんが大王の連載終了後、「ぱにぽに」が登場して「あっ、やっちゃった」と思ったもんだが、まさかこんなのが乱立して今の4コマ業界みたいな惨状になるとは思いもよらなかった。ちったあ進歩しろや。
いしいひさいち 秋月りす 植田まさし あずまきよひこ 芝しってる いがらしみきお
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業田良家「自虐の詩」も登場時4コマ界に衝撃を与えたが、 その作風に影響を受けた4コマが多数出てきたお蔭で、 今の時代に「自虐の詩」を読んでもつまらない。 「あずまんが大王」...
三上小又がいない。やり直し。
ゆゆ式は無理でしょう。 万人に評価されるタイプの作風じゃないもん。
俺はしりあがり寿すきなんだけど嫌いな人多いよね なんでだろう
90年代にPUFFYがおすすめ漫画家にあげてた頃はオシャレ芸術漫画家って感じだったけど 所詮ガロ系作家なんて一般人には受け入れられないのだ 俺も大好きだけど