【ソウル共同】旧日本軍の従軍慰安婦問題を象徴する少女像の設置計画を進めていたドイツ南西部フライブルク市が、設置を持ち掛けた姉妹都市の韓国・水原市に対し、計画を事実上断念する意向を伝えたことが21日、分かった。水原市当局者が共同通信に明らかにした。
フライブルク市に対しては、同じく姉妹都市の松山市が「設置されれば交流に支障が出る」として、反対の意向を伝えていた。水原市当局者によると、フライブルクのディーター・ザロモン市長が20日、廉泰英・水原市長に電話で「日本の姉妹都市(松山市)の反対が強く(設置は)難しい」と伝えた。