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井山が3連敗 名人戦で高尾九段に 7冠ピンチ

 囲碁の名人戦七番勝負(朝日新聞社主催)の第3局が20、21日、静岡県沼津市で打たれ、挑戦者の高尾紳路九段(39)が井山裕太名人(27)に169手で黒番中押し勝ちし、3連勝で名人位の奪取にあと1勝とした。井山はカド番に追い込まれ、7冠保持が途切れる危機に陥った。

     井山は今年4月、十段を奪取し7冠を達成後、本因坊、碁聖を防衛し、名人戦に臨んでいる。本因坊戦では高尾を4勝1敗で退け、永世本因坊の資格を獲得している。

     井山は21日現在、7冠の保持が154日に達している。将棋の羽生善治王位が1996年、7冠を達成した際の保持日数は167日。第4局は10月4、5日、兵庫県宝塚市であり、対局の始まる4日に羽生の記録に並ぶ。【最上聡】

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