キャベツは炒めてもおいしい!
数日でキャベツを消費する方法。冷凍にけっこうしてしまったので、またまた残りわずかになってしまって、炒めものに使うキャベツがあまりありません(笑) みなさんはどっさりとお使いください!
キャベツの炒めものといえば回鍋肉
キャベツと豚肉の相性がとてもよいことはご存知でしょうか。キャベツに含まれるビタミンCは美肌づくりに最適な抗酸化作用を持っています。豚肉に含まれるビタミンBは疲労回復に欠かせない栄養素です。この2つの栄養素で美肌効果が期待できます。おいしくいただいて、きれいになりたいですね。
回鍋肉はご家庭で作るとき、どのお味噌をお使いになられますか?おばあちゃんはふつうに合せ味噌で作っていました。
おばあちゃんのレシピノート:ナスとジャガイモの味噌炒め
おばあちゃんの回鍋肉は、このレシピと同じ調味料で作ります。
- 味噌 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 酒 大さじ1
- だし汁 大さじ4
- 醤油 小さじ1
具材を変えて、調味料は同じ分量で作るというのが、おばあちゃんやわたしのやり方です。そうすれば、冷蔵庫の残りものも簡単に処理できます。
今回はいろんなお味噌を使って、2種類の回鍋肉を作ってみました。お味噌汁などに使われる合せ味噌や赤味噌で作られる方は、上の合せ調味料で作ってみてくださいね。
わたしが使うのは、1つ目は甜麺醤で、2つ目は豆板醤です。
よかったらぜひ作ってみてください。
豆板醤で作る回鍋肉と甜麺醤で作る回鍋肉のレシピ
下ごしらえ
キャベツ4枚を3×3の大きさに切ります。ニンニク1片とショウガ1片を千切りにすします。(キャベツと香味は2種類分です)
豚肉の細切れを買ってきました。約50gずつくらい小分けにして冷凍します。少ないでしょう。大人2人分、豚肉50gで全く問題ないのです(笑) ご家族が多い方は、これの何倍も使ってくださいね。
わたしは2種類の回鍋肉を作るので、それぞれボウルにとりわけました。豚肉50gに下味をつけます。
- 酒 大さじ1
- 醤油 小さじ1
- 塩コショウ 適量
調味料は2種類。かりに調味料AとBにします。
調味料A
- 合せ味噌 小さじ1
- 豆板醤 小さじ1/3
- オイスターソース 大さじ1/2
調味料B
- 甜麺醤 大さじ1/2
- 合せ味噌 小さじ1
回鍋肉を作りましょう
2種類の回鍋肉ですが、合せ調味料が違うだけで、作る工程は全く同じです。
フライパンを熱して、ごま油を入れます。弱火にして、油にニンニクとショウガの香りづけします。その後、中火に戻して、豚肉を入れます。火が通ったら、ボウルに取り上げてください。
ごま油をもう一度、フライパンにひいて、キャベツを炒めます。すこししんなりしたら、調味料Aもしくは、調味料Bを入れてください。お味噌は焦げやすいので、フライパンの上ではなく、キャベツの上にでものせてください。それから先ほど焼いた豚肉を加えます。火の加減を見ながら、調味料が絡まるように炒めます。
お皿に盛ってできあがりです。
こちらが調味料Aで作ったものです。調味料Bで作ったものより、食べ慣れた味付けです。豆板醤が入っているので、辛みがあります。辛みは豆板醤の量によって調整してください。
こちらは調味料Bで作ったものです。甜麺醤を使っているので、甘みがありますが、けっこうしっかりとした味付けです。
わたしは最近、甜麺醤にこっているので、こちらをよく作りますね。
キャベツ料理の番外編:玄米の鶏肉とキャベツのリゾット
以前からイクメンだけど変わってる友人に、「玄米のおいしい炊き方を教えて!」とお願いされていたのですが、そのままになっていました。玄米のおいしい炊き方といわれても、炊飯器の『玄米』や『玄米活性』というメニューを押せば勝手に炊いてくれますし、何てアドバイスをしたらいいのか困っていました。しかも、わたし自身が、いくら炊飯器の玄米モードにしてもおいしく炊けないのです(泣)
玄米をおいしく炊くことって、ほんとうにむずかしいと思います。炊飯器に玄米の機能がついていても、固かったり柔らかかったり。
玄米をおいしく炊く方法としては3つほど知識としてはあります(笑)
- 玄米を長い間水に浸しておく
- 白米と半々で炊く
- 塩を加える(2合なら小さじ1/2程度)
わたしが炊くと、大概、柔らかくなってしまいます。それなら玄米でリゾットを作ってみてはどうかなと思いつきました。
玄米の鶏肉とキャベツのリゾットのレシピ
キャベツ1/5をてきとうな大きさに切ります。鶏のひき肉(70gほど)
に下味をつけます。
- 酒 大さじ1
- 醤油 小さじ1/2
- 塩 小さじ1/4
ネギを3本ほど小口切りにします。また写真にはないのですが、大葉を4枚ほど千切りにします。
玄米は1合を数時間、水に浸しておきます。
今回は炊飯器ではなく、圧力鍋を使いました。
- 玄米 1合
- 下味をつけた鶏のひき肉
- 水 200ml
- 塩 小さじ1/4
はじめは強火にして、おもりがふれたら、弱火で20分炊きます。蓋を開けずに10分蒸らします。そのくらいで、ピンが下がると思います。
その後、キャベツとネギ、大葉をいれて、よく混ぜます。
炊飯器の場合は、玄米1合に対して、水は300mlが目安です。
上に刻んだ紅ショウガをのせて、できあがりです。
あっさりしていて、おいしいです。白米で作ってもおいしいので、ぜひ試してみてくださいね。
おまけ
ロールキャベツも冷凍ができます。作り置きをおすすめします。
ロールキャベツは1つずつ、スープと一緒にジップロックに入れてください。
急速冷凍がある場合は熱いままでよいと思いますが、ない場合は冷めてから、冷凍庫へ入れます。
保存期間はこれも1か月です。いただくときは自然解凍したのち、レンジで温めます。作り置きがあるとほんとうに便利ですよね。
さいごに
余すことなくキャベツ1玉を使いきりました。キャベツはいろいろな調理方法があるので、けっこう難なく消費できますよね。サラダにするのが圧倒的に多いのですが、炒めても煮込んでもおいしい野菜。栄養もたっぷり含まれています。
おいしくいただいて、体も心も健やかにお過ごしください。
次回はわたしのいちばん苦手とする白菜をご紹介します。すぐではないかもしれませんが、挑戦ですね。
おまけ
味噌はいろんな種類があります。日本の味噌だけでもたくさんあるのに、中華味噌まではと思われるかもしれませんね。使い切るのがたいへんかもしれません。意外に量の少ないものも売っています。甜麺醤は50gのが売っていてびっくりしました。 少量から、試してみてもよいかもしれません。