北アルプスを一望できる岐阜県高山市のロープウエーは、１９日までの３連休中初日は大勢の観光客でにぎわいましたが、その後の天候が思わしくなく、３日間の利用者は去年の同じ時期を大きく下回りました。
高山市の「新穂高ロープウェイ」は標高２１５６メートルの展望台から北アルプスの山並みを一望できることから、休日には多くの人が訪れます。
この３連休中、比較的天候に恵まれた１７日は、ロープウエーの利用者も１日で１４００人と、臨時便を出すほどのにぎわいで、展望台から北アルプスの山々の色づき始めた山肌を楽しむことができました。
しかし、１８日と１９日は、天候が思わしくなかったこともあり、「新穂高ロープウェイ」によりますと、３連休中の利用者は２４９０人と去年の９５７１人を大きく下回りました。
例年、この時期になると展望台からはひと足早く紅葉を楽しむことができるということで、「新穂高ロープウェイ」は台風１６号の通過後の週末にかけての連休後半の人出に期待を寄せています。