09月21日 12時38分
三重県鈴鹿市で、20日夕方、台風16号が通過した際に住宅の屋根瓦が飛ばされるなどの被害が発生し、気象台は突風が吹いた可能性があるとして、職員を現場に派遣し詳しい調査を行っています。
鈴鹿市東玉垣町などでは台風16号が通過した20日午後4時ごろ「突風が起きた」という通報が消防に相次ぎ、住宅の屋根瓦が落下したり窓ガラスが割れたりする被害がありました。けが人はいませんでした。
津地方気象台は突風が吹いた可能性があるとして、21日朝から職員4人を現場に派遣して、被害にあった住宅の状況を確認し、住民から話を聞きました。
気象台によりますと、当時は台風16号の接近で大気の状態が非常に不安定になり、活発な積乱雲が発生し鈴鹿市付近を通過していたということです。
突風の情報は数キロ離れた複数の場所からも寄せられているということで、気象台は調査を進め早ければ21日中に調査結果をまとめることにしています。
津地方気象台の松木晃一郎防災管理官は「被害のあった家に住む人に話を聞いて、竜巻などの可能性があるかも含めて、調査を進めたい」と話していました。
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