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冠水死亡 電光掲示板故障

09月21日 19時12分

20日、愛知県清須市で大雨で、冠水した高架下を通る道路、アンダーパスに車が取り残され、運転していた女性が死亡した事故で、アンダーパスのすぐ手前にある交通規制を知らせる電光掲示板が故障していたことが分かりました。
警察は女性が冠水していることに気付かずに進入した可能性があるとみて調べています。
21日午後6時半ごろ、清須市清須田中町のJRの高架下を通る道路、アンダーパスが大雨で冠水し、愛知県あま市の会社員、三摩佐都惠さん(69)が運転していた車が深さ3メートル程の水につかり、動けなくなりました。
三摩さんは運転席の窓から救出されて病院に運ばれましたが、21日朝、死亡しました。
20日はアンダーパスに水がたまり始めたため、午後5時から通行できないように50メートル程手前の信号から通行止めにしていましたが、警察によりますと、三摩さんの車は規制区間の中にあるマンションの駐車場から出てアンダーパスに入ったということです。
アンダーパスのすぐ手前には、県が通行止めなどの情報を知らせる電光掲示板を設置していますが、故障していて8月下旬から表示されなくなっていたということです。
さらに、アンダーパスはカーブしているため、手前から先を見通すことが難しく、警察は冠水していることに気付かずに進入した可能性があるとみて調べています。

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