強い台風１６号は２０日夜遅くにかけて東海・北陸地方に最も接近する見込みで、三重県を中心にところによっては非常に激しい雨が降っています。
台風の接近で東海、北陸では雨が強まり、２０日午後２時２０分までの１時間に三重県の亀山市で５１ミリと非常に激しい雨を観測したほか、石川県白山市白峰と福井県敦賀市で２６ミリの強い雨を観測しました。
台風１６号は、東海地方には２０日夕方から夜遅くにかけて、北陸地方には今夜遅くにかけて、最も接近するとみられ、今後予想される１時間に降る雨の量は、三重県で９０ミリ、静岡県で８０ミリ、岐阜県で７０ミリ、愛知県と福井県で６０ミリ、石川県で５０ミリ、富山県で４０ミリの見込みで局地的に猛烈な雨の降るところがあります。
また、２１日正午までの２４時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、三重県・静岡県で２５０ミリ、岐阜県で２００ミリ、福井県で１８０ミリ、愛知県、富山県、石川県で１５０ミリと予想されています。