高畑裕太事件で文春、セブン、フライデーが被害女性に“セカンドレイプ“的報道! 合意匂わせ知人男性を暴力団と...
リテラ / 2016年9月21日 13時30分
急転直下、不起訴処分となった高畑裕太事件。ワイドショーの過熱報道はようやく落ち着いた感じだが、本サイトが懸念していたのは、週刊誌がどう出るか、ということだった。
もちろん、週刊誌というメディアの性格上、事件の裏側を探り、記事にするのは当然の行動である。しかし、今回は一般女性が被害者の「強姦」事件であり、下手に動けば、被害者を晒し者にし、セカンドレイプのような事態を引き起こす。最近の週刊誌は、大手芸能事務所や大物政治家には弱いが、そのぶん、相手が反論のできない一般人となると書きたい放題となる傾向があり、今回の事件でもその可能性はかなり高いのではないか、そう危惧していたのだ。
そして、不安はやはり的中した。先週末から今週にかけて、強姦被害を否定し、被害者女性のプライバシー暴きを行う週刊誌が次々と出てきたのだ。
その先陣を切ったのが「女性セブン」(小学館)9月29日・10月6日合併号だった。
同誌が悪質なのはまず、被害者女性の素性や容姿をかなり詳細に描いたことだ。2次被害を防ぐため引用は避けるが、職歴や結婚歴、身長や髪型、住居を匂わす情報などを掲載し、周囲の人間なら容易に特定できるような状況をつくり出してしまった。
一方、年齢についても「差別」意識が丸出し。知人の間で冗談として言われていたという「49歳」という虚偽の年齢をタイトルにデカデカと打ち、「こんな年齢の女性と」とでも言いたげな、差別的な煽りを繰り広げた。
これだけでも、女性誌とは思えない配慮のなさだが、「女性セブン」は犯行についても、合意の可能性があることをこう匂わせている。
〈実際、隣の部屋に宿泊した撮影スタッフは、『裕太の部屋から争う物音はまったくしなかった』と話している。
本誌記者もホテルに宿泊したが、壁は決して厚いとはいえず、隣の部屋のテレビの音が聞こえるほどだった〉(「女性セブン」より引用)
さらには、被害者女性が事件のすぐ後にパーティに出席していたという情報をもち出し、「それほどショックを受けていないのかなぁと思いました」などというパーティの出席者のコメントまで紹介した。
一方、「フライデー」(講談社)9月30日・10月7日合併号は、被害者女性が相談し、110番通報をした知人男性の素性を暴いた。
「裕太が警察に連行される直前、ホテルにAさんの関係者だという強面の男が怒鳴りこんできたそうです。(略)男は『大変なことをしてくれたな』と罵声を浴びせていた。とてもカタギの人間には見えなかったそうです」
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