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“浦村かき”出荷始まる

09月19日 12時26分

“浦村かき”出荷始まる

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かきの養殖が盛んな三重県鳥羽市で、「浦村かき」の今シーズンの出荷が始まりました。
鳥羽市浦村町はかきの養殖が盛んで、75の業者がマガキを年間約4000トン出荷していて、19日、今シーズンの出荷が始まりました。
養殖業者たちは、波の静かな生浦湾に浮かべられた養殖用のいかだに漁船で向かい、びっしりとロープについたかきを水揚げしていました。
水揚げしたかきは港近くの作業場で、ひと晩殺菌した海水に漬け、従業員が小さな包丁で殻をむいて身を取り出します。
地元の漁協によりますと、今年は台風の影響が少なく生育は順調で、殻は小ぶりですが、身の詰まったかきが育っているということです。
浦村かき組合の尾崎泰二委員長は「これから寒くなるにつれてさらにおいしくなります。自然豊かな浦村で育った自慢のかきをぜひ味わってもらいたい」と話していました。
浦村かきは来年3月まで名古屋や大阪を中心に全国に出荷されるほか、11月頃からは「かき小屋」と呼ばれる地元の直売所などで味わうことができます。

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