いつもの生活習慣でも、寝る前にしても良いことと、してはいけないことがありますが、ダイエット中は特に気を付けなければなりません。ちょっとした気のゆるみが、あとで取り返しつかないこともあるのです。
そこで、ダイエットのために、夕食を食べたあとになるべく避けた方が良いNG行為をご紹介します。
夕食後にしてはダメなこと
1.つまみ食いをする
せっかく朝昼晩と毎食ごとにカロリーコントロールをしていても、夕食後のちょっとしたつまみ食いが命取りとなります。
いくら食事制限をしていても、いくら運動をしていても、その日してきた全ての努力が無駄になってしまうのです。
夕食後、ちょっとしたスナックだからといってつまみ食いをすることは極力避けましょう。どうしても何か口にしたいときは、お茶や水を飲むようにしてください。
2.アルコールを飲む
アルコールを飲んでから眠ると眠りが浅くなるといいますが、それは、アルコールの中枢神経抑制作用によるものです。
アルコールを飲むと興奮するように感じますが、実は神経系はオフの状態になります。そのため、寝付きは確かに良くなります。
しかし、アルコールの抑制作用は短時間ですぐに解除されてしまいます。解除後は逆に興奮にアクセルがかかってしまい、眠りが浅くなってしまうのです。
3.重い夜食を摂る
夕食が遅くなってしまって、睡眠前に食べなくてはいけない場合は、絶対に重いものは避けてください。
消化しにくく胃にも負担がかかります。どうしても夜遅い食事をするときには、カロリーの少ない野菜スープのようなメニューにしましょう。
間違っても、チーズたっぷりのピザやパスタ、ラーメンやアイスクリームなどは食べないようにしてください。
4.ジムに通う
残業後などの遅い時間に行う激しい運動は、かえって睡眠を妨げるのでNGです。
疲れたから眠れると思いがちですが、神経が興奮して交感神経が優位になり、なかなか寝付けなくなってしまうのです。
最近では24時間運営しているジムもありますが、遅い時間からジムで汗を流すのは考えものです。体が眠る準備をはじめる21時以降はストレッチやヨガ程度の運動がおすすめです。
5.カラダを動かさない
「家に帰ったらソファから動かないで体を休ませる」という方も多いと思います。
しかし、体を動かさないのは、休んでいるつもりでもかえって逆効果です。血液の循環が悪くなって、翌朝の顔もカラダもむくみやすくなるのです。
就寝前に軽くエクササイズすることでぐっすり眠ることもできて、翌朝は顔もカラダもスッキリさせることができます。
6.十分に水を飲まない
昨晩十分に水を飲まなかったという場合、朝のむくみは水太りから来ているのかもしれません。
きちんと水を飲むことによって、体の中に溜まっている余計な水分が体外に排出されます。逆に水を飲まないと、余計な水分を蓄積してしまうことになってしまいます。
翌朝のむくみを防ぐために、夕方以降もきっちり水分補給して、トイレに行ってから就寝するようにしましょう。
7.寝る直前までスマホをする
寝る20分前くらいからは、読書したり、ハーブティーを飲むなどしてゆっくりと過ごすと、睡眠の質が高くなります。
ベッドに入ってからのスマホや、DVD鑑賞などは避けましょう。睡眠の質を下げてしまいます。
翌朝、清々しい気持ちで身体を動かすことができれば、結果的にダイエットにもつながります。睡眠の質をあげることは、ダイエットには重要です。
8.部屋を暗くしないで寝る
夜遅くまで、ベッドで雑誌を読んだりスマホを見ているうちに、電気をつけたまま寝てしまった、なんてことはないでしょうか?
睡眠を助けるホルモン「メラトニン」は、真っ暗な部屋で眠るとより多く分泌され、寝ている間にカロリー消費を助けてくれるのです。
本を読むのはベッドではなくソファにして、寝るときにはベッドに移り、しっかり電気を消して寝るようにしましょう。