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宇宙旅行“訓練”で無重力体験

09月19日 09時48分

宇宙旅行“訓練”で無重力体験

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宇宙旅行を疑似体験したい人のための新たなサービスを名古屋市のベンチャー企業が企画し、18日航空機を使った無重力の体験が行われました。
このサービスは「宇宙旅行の事前訓練」と名付けられ、次世代の宇宙輸送機の開発などを進めている名古屋市のベンチャー企業「PDエアロスペース」が初めて企画し、4人が参加しました。
4人は県営名古屋空港から小型ジェット機に搭乗して、上空でエンジンの出力を最小限にした際に約20秒間、発生する無重力の状態を7回、体験しました。
無重力体験の前には名古屋市の医療機関で、宇宙飛行に臨んでも問題がないか健康状態を調べるメディカルチェックも行われ、今回の訓練の価格は約95万円です。
宇宙産業の拡大を支援している内閣府によりますと、将来の宇宙旅行に備えて無重力の体験と医学検査とを組み合わせたこうしたビジネスは国内では初めてではないかということです。
企画したベンチャー企業の社長の緒川修治さんは「宇宙旅行を身近なものにするためにほんの少し踏み出せたと思う。4か月に1回くらいのペースで定期的に繰り返していきたい」と話しています。

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