オバマ大統領 スー・チー氏と会談 経済制裁解除へ
アメリカのオバマ大統領は、ワシントンを訪れているミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問と会談し、ミャンマーの経済発展を後押しするため、これまで科してきた経済制裁を解除していく方針を示しました。
オバマ大統領は14日、ミャンマーでことし3月に発足した民主化勢力が主導する新政権を事実上率いるアウン・サン・スー・チー国家顧問をホワイトハウスに迎え、会談で両国が経済分野などの関係を強化していくことで一致しました。
会談のあとオバマ大統領は記者団に対して、ミャンマーの民主化の動きを高く評価したうえで、「アメリカは長年科してきた制裁を解除する用意がある」と述べ、ミャンマーの経済発展を後押しするために制裁を解除していく方針を示しました。また、オバマ大統領は会談に先立ちミャンマーの軍事政権時代から停止してきたミャンマー製品に対する関税の優遇措置を再開することを明らかにしました。
一方のスー・チー氏も、「ミャンマーはいま国を開こうとしていて、経済的打撃を与える制裁はすべて解除される時が来たと考えている」と述べ、オバマ大統領の方針を歓迎し、さらなる支援に期待を示しました。
ミャンマーを巡っては、隣国の中国も関係を強化し東南アジアやインド洋への影響力を強めようとしていて、アメリカとしてはミャンマーとの結びつきを強め中国をけん制する狙いもあるものと見られます。
会談のあとオバマ大統領は記者団に対して、ミャンマーの民主化の動きを高く評価したうえで、「アメリカは長年科してきた制裁を解除する用意がある」と述べ、ミャンマーの経済発展を後押しするために制裁を解除していく方針を示しました。また、オバマ大統領は会談に先立ちミャンマーの軍事政権時代から停止してきたミャンマー製品に対する関税の優遇措置を再開することを明らかにしました。
一方のスー・チー氏も、「ミャンマーはいま国を開こうとしていて、経済的打撃を与える制裁はすべて解除される時が来たと考えている」と述べ、オバマ大統領の方針を歓迎し、さらなる支援に期待を示しました。
ミャンマーを巡っては、隣国の中国も関係を強化し東南アジアやインド洋への影響力を強めようとしていて、アメリカとしてはミャンマーとの結びつきを強め中国をけん制する狙いもあるものと見られます。