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尾張徳川家の名品展
09月18日 19時07分
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徳川御三家の一つ、尾張徳川家に伝わる美術品などを紹介する特別展が名古屋市で開かれています。
この特別展は尾張徳川家の宝物などを収蔵する名古屋市東区の徳川美術館と蓬左文庫が開いたもので、会場には国宝10点を含む約200点が展示されています。
重要文化財の「河内本源氏物語」は全編54帖の物語がそろった最も古い写本で鎌倉時代のものです。
徳川家康から尾張徳川家初代藩主の徳川義直に譲られたものとされています。
同じく重要文化財の「純金葵紋山水図香盆飾り」は2代藩主光友の正室、千代姫が嫁いできた際に持参したものです。
図柄の違う香盆飾りが純銀でも作られていて、尾張徳川家の華やかな暮らしぶりをうかがうことができます。
徳川美術館の薄田大輔学芸員は「当時最高の技術で作られたものばかりなので、細かい細工まで見ていただきたい」と話しています。
特別展は11月6日まで徳川美術館で開かれています。
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