全トヨタ労連「ベアは経済動向を見極めて議論」
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トヨタ自動車とグループ企業の労働組合が加盟する「全トヨタ労働組合連合会」の佐々木龍也会長は16日、記者会見し、来年の春闘について今後の経済動向を見極めながらベースアップを要求するか議論を進めたいという考えを示しました。
トヨタ自動車とグループ各社の労働組合のおよそ34万人の組合員が加盟する全トヨタ労連は、16日から名古屋市で定期大会を開き、これに合わせて佐々木会長が記者会見しました。
この中で「政府は緩やかな回復基調だと言うが、足もとは相当弱含みだと感じる。個人消費も思ったほど伸びず、物価もほとんど上がっていない」と述べ、昨年と比べて企業を取り巻く経済環境はやや厳しいという認識を示しました。
そのうえで佐々木会長は、来年の春闘の要求方針について、「どういう方針にするかはこれからの議論だ」と述べ、今後の経済動向を見極めながらベースアップを要求するか議論を進めたいという考えを示しました。
トヨタ自動車は円高の影響で今年度の業績予想が5年ぶりに減収減益となっていることから、組合側が今後、ベースアップを含めどのような要求を出していくかが注目されます。
この中で「政府は緩やかな回復基調だと言うが、足もとは相当弱含みだと感じる。個人消費も思ったほど伸びず、物価もほとんど上がっていない」と述べ、昨年と比べて企業を取り巻く経済環境はやや厳しいという認識を示しました。
そのうえで佐々木会長は、来年の春闘の要求方針について、「どういう方針にするかはこれからの議論だ」と述べ、今後の経済動向を見極めながらベースアップを要求するか議論を進めたいという考えを示しました。
トヨタ自動車は円高の影響で今年度の業績予想が5年ぶりに減収減益となっていることから、組合側が今後、ベースアップを含めどのような要求を出していくかが注目されます。