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歌川広重の浮世絵展

09月18日 12時39分

歌川広重の浮世絵展

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江戸時代後期に活躍した歌川広重のさまざまな浮世絵を集めた展覧会が岐阜県恵那市で開かれています。
この展覧会は歌川広重を中心に浮世絵を所蔵する恵那市の中山道広重美術館が開館15周年を記念して開いています。
今回は美人画や役者絵、忠臣蔵の名場面を描いた物語絵と呼ばれる浮世絵、それに、広重を一躍有名にした東海道五十三次など90点が展示されています。
このうち、シリーズ作品となっている「魚づくし」は、魚の腹の部分に色を塗らずに版木を押し当てて凹凸を出す空摺の技法が使われているほか、ウロコの一つ一つまで繊細に描かれています。
学芸員の前田詩織さんは「広重は風景画が有名ですが様々な作品を描いています。広重の幅広く豊かな芸術の世界を楽しんでください」と話していました。
展覧会は10月2日まで開かれています。

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