東京ゲームショウ開幕 注目はバーチャルリアリティー
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世界有数のゲームの展示会「東京ゲームショウ」が15日、開幕し、ことしは、仮想の世界を現実のように体験できるVR=バーチャルリアリティーの技術を使った機器やソフトが注目されています。
千葉市の幕張メッセで開幕したことしの「東京ゲームショウ」には、国内外のメーカーなどおよそ600社が出展しています。ことしは、ゴーグル型の機器を装着して、仮想の世界を現実のように体験できるVR=バーチャルリアリティーの技術を使った製品が目立っています。
このうちソニーは、来月、発売を予定しているVRの機器をおよそ50台並べ、仮想現実で海中遊泳やキャラクターとの会話を楽しめる展示を行っています。また、ことし4月にVRの機器を発売した台湾のスマートフォンメーカー、HTCなど、今回は、VR関連の製品を展示しようと、初めて参加した海外メーカーが多くなっています。
VRの技術は、ゲーム以外にも医療や職業訓練など幅広い分野に応用が期待されていて、2025年には関連製品の市場規模が、去年の3倍を超える8000億円に拡大するという予測もあり、国際的な競争が激しさを増しています。
「東京ゲームショウ」は、15日と16日に関係者に公開されたあと、17日から2日間、一般に公開されます。
VRの技術は、ゲーム以外にも医療や職業訓練など幅広い分野に応用が期待されていて、2025年には関連製品の市場規模が、去年の3倍を超える8000億円に拡大するという予測もあり、国際的な競争が激しさを増しています。
「東京ゲームショウ」は、15日と16日に関係者に公開されたあと、17日から2日間、一般に公開されます。
「産業を大きくしていきたい」
「ソニー・インタラクティブエンタテインメント」のグローバル商品企画部の高橋泰生課長は「ゲームにVRを導入することで多くの人に体験してもらったうえで、ゲーム以外でも、映画の世界に入ってみたり、行ったことがないところに行ってみたりと新しい体験ができるようにして産業を大きくしていきたい」と話しています。
また、台湾のスマートフォンメーカー、「HTC」の日本法人の玉野浩社長は「VRが、ビジネスや生活を変えると考えている。ゲームは入り口であって、車の設計や建築、医療などありとあらゆる産業でVRを使いたいという声が聞かれるので、VRの技術でそれらの産業を支援していきたい」と話しています。
また、台湾のスマートフォンメーカー、「HTC」の日本法人の玉野浩社長は「VRが、ビジネスや生活を変えると考えている。ゲームは入り口であって、車の設計や建築、医療などありとあらゆる産業でVRを使いたいという声が聞かれるので、VRの技術でそれらの産業を支援していきたい」と話しています。