News Up 「ながらスマホ運転」やめたらコーヒー無料!?
秋の全国交通安全運動が21日から始まりました。交通事故による死者数が13年連続で全国ワースト1の愛知県では、汚名を返上しようとさまざまな取り組みが行われています。中でも、最近問題となっているスマートフォンを操作しながら車を運転する「ながらスマホ運転」を防ごうと、新たにアプリが開発され、注目を集めています。
去年1年間に交通事故で死亡した人は全国で4117人。統計が残っている昭和23年以降、最も多かった昭和45年の4分の1以下にまで減りました。愛知県内でも、交通事故で死亡する人は減少傾向が続いていますが、去年1年間の交通事故の死者数は213人と、13年連続で全国最悪となりました。
汚名を返上するため、愛知県警が自転車に乗った警察官が街頭で主に自転車の違反取締りや安全指導を行う専従部隊を全国で初めて結成、さらに地元の新聞社やテレビ局など10社が、それぞれの紙面や番組を通じて交通安全を呼びかけるキャンペーンを行うなど、官民挙げた取り組みが行われています。
汚名を返上するため、愛知県警が自転車に乗った警察官が街頭で主に自転車の違反取締りや安全指導を行う専従部隊を全国で初めて結成、さらに地元の新聞社やテレビ局など10社が、それぞれの紙面や番組を通じて交通安全を呼びかけるキャンペーンを行うなど、官民挙げた取り組みが行われています。
目指せ脱全国ワースト
去年1年間に交通事故で死亡した人は全国で4117人。統計が残っている昭和23年以降、最も多かった昭和45年の4分の1以下にまで減りました。愛知県内でも、交通事故で死亡する人は減少傾向が続いていますが、去年1年間の交通事故の死者数は213人と、13年連続で全国最悪となりました。
汚名を返上するため、愛知県警が自転車に乗った警察官が街頭で主に自転車の違反取締りや安全指導を行う専従部隊を全国で初めて結成、さらに地元の新聞社やテレビ局など10社が、それぞれの紙面や番組を通じて交通安全を呼びかけるキャンペーンを行うなど、官民挙げた取り組みが行われています。
汚名を返上するため、愛知県警が自転車に乗った警察官が街頭で主に自転車の違反取締りや安全指導を行う専従部隊を全国で初めて結成、さらに地元の新聞社やテレビ局など10社が、それぞれの紙面や番組を通じて交通安全を呼びかけるキャンペーンを行うなど、官民挙げた取り組みが行われています。
ながらスマホ運転による死者も
一方で、ここ最近、問題となっているのが、スマートフォンを操作しながら車を運転する「ながらスマホ運転」をして、事故を起こすケースです。去年1年間、車を運転中に携帯電話を操作するなどの違反で検挙されたのは全国で100万件を超え、愛知県でも5万件に上っています。中でも、人気のスマートフォンのゲームアプリ、ポケモンGOをしながら車を運転して事故を起こすケースも相次いでいます。
愛知県では先月11日、春日井市でポケモンGOをするために脇見運転をしていたと見られる車に、自転車の女性がはねられ死亡しました。愛知県警察本部によりますと、愛知県内では、ポケモンGOが配信された7月22日から先月15日までの3週間余りで、事故が4件起き、交通違反で検挙された人は60人に上ったということです。
愛知県では先月11日、春日井市でポケモンGOをするために脇見運転をしていたと見られる車に、自転車の女性がはねられ死亡しました。愛知県警察本部によりますと、愛知県内では、ポケモンGOが配信された7月22日から先月15日までの3週間余りで、事故が4件起き、交通違反で検挙された人は60人に上ったということです。
「ながらスマホ運転」我慢でコーヒー無料に
こうした中、21日から始まった秋の全国交通安全運動に合わせて、愛知県内だけで使える、ながらスマホ運転を防ぐためのアプリの配信が始まりした。このアプリを開発したのは、トヨタとKDDI、それに名古屋に本社があるコーヒーチェーンのコメダの3社です。
このアプリは、ながらスマホ運転をしなかった走行距離が一定の距離に達すると、コーヒーと無料で交換できるクーポンを入手できます。ながらスマホ運転をしているのか、していないのかは、スマホに内蔵されているGPSや傾きを検知するジャイロセンサーが判断します。ドライバーがスマホを裏返しにして車内に置き、車が時速10キロから80キロで動いていると、ながらスマホ運転をしていないと判断されます。
ながらスマホ運転をしていない状態で100キロ走行すると、ブレンドコーヒーかアイスコーヒー1杯が無料で交換できるクーポンを入手でき、2回目以降は200キロでクーポンを入手できます。ただ、走行中に1度でもスマホを見てしまうと距離はリセットされ、加算されなくなってしまうということです。
このアプリは、ながらスマホ運転をしなかった走行距離が一定の距離に達すると、コーヒーと無料で交換できるクーポンを入手できます。ながらスマホ運転をしているのか、していないのかは、スマホに内蔵されているGPSや傾きを検知するジャイロセンサーが判断します。ドライバーがスマホを裏返しにして車内に置き、車が時速10キロから80キロで動いていると、ながらスマホ運転をしていないと判断されます。
ながらスマホ運転をしていない状態で100キロ走行すると、ブレンドコーヒーかアイスコーヒー1杯が無料で交換できるクーポンを入手でき、2回目以降は200キロでクーポンを入手できます。ただ、走行中に1度でもスマホを見てしまうと距離はリセットされ、加算されなくなってしまうということです。
「やめると得する仕組みはいいかも」
このアプリについて、ネットではおおむね歓迎する書き込みが相次いでいます。
「当たり前のことをやって、クーポンがもらえるなんてね」。
「やめろと言われても人はなかなかやめられないから、やめると得する仕組みはいい」。
「すげえ発想だなと思うし、企画した人の実行力に感服。儲からないだろうに」。
「愛知県内だけじゃなく、ほかの地域でもやってほしい」。
「当たり前のことをやって、クーポンがもらえるなんてね」。
「やめろと言われても人はなかなかやめられないから、やめると得する仕組みはいい」。
「すげえ発想だなと思うし、企画した人の実行力に感服。儲からないだろうに」。
「愛知県内だけじゃなく、ほかの地域でもやってほしい」。
走行距離加算できるのは10月6日まで
アプリを共同開発したKDDIの土橋明CSR・環境担当役員は「ながらスマホ防止の啓発活動は継続して実施してきたが、3社で取り組むことで愛知県の課題可決につなげていきたい。今回のアプリはスマホを単純に禁止するのではなく、発想を変えて新しい価値提供を通じて事故防止に貢献していきたいという思いで開発した」とコメントしています。
このアプリは20日から配信が始まっていて、走行距離を加算できるのは10月6日までです。また、クーポンを入手できる上限は15杯分までとなっています。
このアプリは20日から配信が始まっていて、走行距離を加算できるのは10月6日までです。また、クーポンを入手できる上限は15杯分までとなっています。