稀勢の里が琴奨菊との2敗大関対決制す…負けられない綱取り終盤戦へ
2016年9月20日17時47分 スポーツ報知
◆大相撲秋場所10日目 ○稀勢の里(寄り切り)琴奨菊●(20日・両国国技館)
東大関・稀勢の里(30)=田子の浦=が、今場所初の大関対決で西大関・琴奨菊(32)=佐渡ケ嶽=を寄り切り、8勝2敗とした。
負ければ優勝争いから後退する2敗同士の大関対決は、立ち合い、当たってから左四つで胸を合わせる形に。左下手を離さず、相手の巻き替えに乗じて、寄り切った。
稀勢の里は、序盤にまさかの2敗を喫し、10日目での勝ち越しは、綱取り場所としては、微妙な星取りだが、4日目から7連勝と星を伸ばした。もう負けられない終盤戦開始の11日目は、東大関・豪栄道(30)=境川=との大関対決が組まれた。